「UFC-究極格闘技-」をご覧いただいた皆さま
— WOWOW格闘技 (@wowowkakutogi) March 19, 2023
このアカウントは3月19日をもって、発信をお休みさせていただきます。今まで気持ちが先走ったツイートにお付き合いいただきありがとうございます。
これからはUFCが大好きなファンとして応援させていただきます!長年ありがとうございました。#WOWOW pic.twitter.com/Tpu80QTsdt
RINGS前田道場入門が1993年9月、そこからずっと寄り添ってくださっていたWOWOWさん。
— 高阪 剛 (@TK_NHB) March 19, 2023
感謝しかないです。本当に有り難うございました。 pic.twitter.com/9DKKSJy1ad
WOWOW『UFC-究極格闘技-』長い間、ご視聴ありがとうございました!また、いつの日か!#松尾諭さんが来てくれました pic.twitter.com/PUZK3yrfEX
— 堀江ガンツ (@horie_gantz) March 19, 2023
このこと自体を2日後に知った。
WOWOWはこれまでも、主催者との契約がまとまらず(交渉がタフみたいだね)WOWOWを打ち切ったことがあった。今後も再開があるかもしれない。
だけど…
そもそもこの流れには自分もささやかながら協力してた(笑)2年前だ。
…WOWOWは2300円でナンバーシリーズのみ。
ファイトパス(プレミアム)は2800円でナンバーシリーズに加えてライブラリーや他団体の中継つき、そして今回のようなファイトパスもある。
500円なんて誤差だ誤差。そりゃたしかに、映画も多少は魅力かもしれんが、ほかにも今はいろいろ配信があるわけだし・・・・・
つまり、昨年生まれた日本語実況つきのプレミアムは、UFCがえげつなく「ニッポンのミナサン、WOWOWやめちゃってUFCファイトパスに乗り換えなYO!!」と言ってるんですね。
えげつねー。プロレススターウォーズの「コネクション」よりえげつねー。
だけど、要はUFCファイトパスって「自前のテレビ局を持った」のと同じだからね。
2300円のWOWOWのご家庭ごとの契約、UFCに入るのは幾らよ?? その10分の1、20分の1でも、2800円が毎月!!ダイレクトに個々の家から吸い上げれば、これほどお得なビジネスはない。
ということで、日本資本と米国資本の違いとか気にせず、「格闘技ファンならWOWOWをやめてUFCに乗り換えよう!!」とここに申し上げる次第です。
m-dojo.hatenadiary.com
ここまであからさまに裏切って、WOWOWのUFC撤退を惜しむ、とか言う資格ないわな、俺(笑)
だけど・・・・・・もともとインターネットで、自前でUFCやWWEを配信するという構想をOMASUKIFIGHTで聞いたのはいつだったろうか(ここを遡ればわかる)当初はファイトパスという名前もまだなかった。
英語圏、アメリカだけで始まり、そこから少しして日本でも始まった。ぜんぶ英語だった。当初は「すべての総合格闘技の映像をここに収める」と豪語していた。
だが、そもそもの本質は「インターネットの試合配信プラットフォームは、『自前の放送局』だった」ということだ。
そこから発信して、それで既存放送局…それなりに料金がかかる有料放送で、ジャンルを特化してはいない幕の内弁当…そんな局と競合していたら、マニアックなジャンルではかならず局が敗れていくだろう。
これが、ほかのジャンルではどうなっていくのだろうか……
そしてスカパーもWOWOWも上場企業。このあと、経営的にはどうなるか…株価などにも、また決算にも毎回注目していったほうがいい。
WOWOWもスカパーも、90年代からテン年代にかけて、絶対になくてはならないインフラだった。それに感謝しつつ、黄昏を見守る