自由党青年部の近親相姦と屍姦を認めろ決議に対して党長老のハミルトン元議員は「リベラリズムをなんだと思ってるのか。バカ者!カバとのセックスも認めろと言い出しかねない」とfbで批判。実は青年部は昨年に獣姦の再合法化を求める決議を採択済み。https://t.co/mRtGhuIOW2
— スウェーデン政治経済情報 (@sweden_social) 2016年2月24日
これまたtogetterをつくったのさ
スウェーデン政党の組織が「近親相姦・屍姦・獣姦」の合法化を提言〜その反響 - Togetterまとめ http://togetter.com/li/943345
ぼくのコメント
「リベラリズムをなんだと思っているのか」って、ロジックとしては先方のほうが全く正しい。
いやなら保守に転向し『伝統というものがある』『自由を超えた、人倫というものがあるのだ』『そんなことは神が許さぬ!』で解決すればいい。
思想的には、そういうふうになるのは至極当然。
うちのブログで「近親」で検索すると過去にいろいろ考察をかいてますね。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/searchdiary?word=%B6%E1%BF%C6
『同性結婚と近親結婚(付け加えるとさらに「複数結婚」)の論理的類似性の問題を、たぶん日本で一番語ってきたブログ』と自認している(笑)
…のだが、この思想的大問題をフィクションで描いた「冬の海」という作品が、昨年発表されたのも既報の通り。
フィクションとしてこの問題を考えるのも、まあ僕が先んじていたんだけど。
憲法記念日特集で、リレー形式のシミュレーション小説を書こう。この結末は?? - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120503/p5
ただ、しかんだじゅーかんだ
というのは、しょうじき想定外だった。しかし、論理的につきつめれば、すでに書いたように自由党青年部が長老議員より100対0で正しいだろう。
だから、これを阻止するには「やはり法は伝統と倫理に基づかなきゃ」「神がゆるさん」ということしかない。
まあじゅーかんは、いま動物愛護の立場から反対されているそうだが…