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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

日本航空のパイロットが年収4000万円の中国企業に移るのと、所得税75%を取られるフランス人俳優がロシア国籍になるのは同じなのか、違うのか。

痛いニュース(ノ∀`):JALパイロットは年収1600万円」 中国の航空会社「うちは4000万円出す」→大量離職へ http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1869049.html

富裕層増税に反発する仏俳優がロシア国籍取得 http://on.wsj.com/1ceN01U

「出て行ってほしくないと思うなら、自分たちの会社で高い報酬を出せばいいじゃないか」との声がある。
だと、税金のほうも
「出て行ってほしくないと思うなら、自分たちの国で高額所得者の税率を下げればいいじゃないか」

となる、のでしょうか。


まあ、四海海もて囲まれしわが敷島のアキツシマ、日本国はちゃあんと「日本語の万里の長城」でぐるりと取り囲んでいるから、あまり切実性ない。(これからは徐々に増えていくでしょうけど)生活水準や慣習、言語が似通っていたり、州ごとに税率が違っているようなところなら、安い税率のところに富裕層が逃げ出す…ということも日本とは比較にならないぐらいあるのだろうね。


問題は、そこに「倫理」面から、いいのか悪いのかを論じる際であります。
年俸1600万円から4000万円の会社に移る倫理と、最高税率75%の国から35%の国に移る倫理と……
実はこれ、同じテーマで以前書いた。

個人に損を押し付ける制度設計をしながら、個人がその損を回避すると道徳的に非難されることについて - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20130209/p5

このとき、フランス俳優のロシア国籍取得と対比したのは、「学期末まで勤務し続けると退職金の規定が変わり減額されるが、途中でクラスを放り出して退職すると額が増える」というとき、早期退職する教員さんだったな。


そして退職については、こんな記事をかいたことがある。

某チェーン店の「人手不足で閉鎖」報道を見て『足で投票する』という言葉を思い出した。 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140424/p2