毎日新聞のこのコラムでそう書いてある。
水説:断食したらわかった=中村秀明 - 毎日新聞 http://mainichi.jp/shimen/news/20150715ddm003070168000c.html
で、これが確認できそうな半分公的な何か、を探したのだが、ちょっとみつからなかったりする。
私的なブログなどでは見つかったが、その一方で「トルコは7月17日に終わる」とか書いてある。
終わる、というのは朝からやらなくてもいい日で、16日は「最後のラマダンの1日」ということでいいのか…な?
東京ジャーミーに電話してみたら、つながらなかった(笑)
http://www.tokyocamii.org/ja/
だが、トルコ共和国大使館・文化広報参事官室へはつながった。
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-33-6
受付時間9:00〜12:30・14:00〜17:30(土・日・祝除く)
電話:03-3470-6380(※12:30-14:00時間帯は閉館)
E-mail:tokyo@tourismturkey.jp
この説明が、非常に分かりやすかったので記憶で再現
「これは、お正月はいつまでですか?」と日本の人が問われたと思うと分かりやすいかもしれません。正月は1月1日です、と答える方や三が日、と答える人も、松の内と答える人も…その中でも七草粥の七日までという方、小正月の15日までという方もいるでしょう」
「ラマダーンが明けると3日間お祭りが続きます。それを含めて表現する人もいたりするのでしょう。」
「具体的に、断食の話で考えれば、16日の日中に最後の断食を行い、それから後はもうう日中に飲食しても大丈夫になりますよ」
とのこと。
皆さんのご近所にも、ラマダン明けを祝うモスクやムスリムが、意外と身近にいるのかもしれませんね。
どっかに屋台とかないかね。
ちなみに断食を異教徒が「付き合う」べきかというと、神学的にはもちろん付き合う義理や義務も無いが、イスラム圏に行った日本の大使がそれを実行したときは尊敬・敬意と好意を受けた、という経験談をしている。
毎日新聞の方も、招かれた一日だけは飲み物はちょっと辛いので食べ物だけを慎んだが、ちょっと後悔し、次の機会には完全に日中の断食に付き合ったという。
その結果、招かれた食事もうまかったそうな(笑)
日本最大のモスク・東京ジャーミイ(東京都渋谷区)のイフタールに誘われた。今度は水も断った。100人以上の老若男女とともに日没を迎え、まず水を飲んだ。
のどが渇いているのに、ごくごく飲めない。少しずつ口にふくむと少し甘かった。脳にしみわたっていくような感じすらした。おいしいといっても、それは渇きがいやされ、体が目覚めていくような感覚なのだ、とわかった。
というわけで、ラマダンの期日についてはなんとなく分かった。
16日(の日中)が、ラマダンで断食を行う最後の日、と考えればいいわけね。