大学脅迫問題 元朝日記者の雇用継続へ
12月16日 23時18分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141216/k10014031631000.html北海道の私立大学が「元朝日新聞記者の非常勤講師を辞めさせないと学生に危害を加える」と脅迫を受けていた問題で、学長が「来年度は講師を雇用しない」としていたこれまでの方針を転換し、「雇用の継続を決めた」と16日夜に開かれた学内の会議で報告したことが関係者への取材で分かりました(後略)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NGQZYV6TTDSZ01.html
……ソニーは電子メールで配布した発表文で、「25日に劇場で初公開する計画を実行しないことを決定した。われわれのパートナーの決定を尊重するとともにこれを理解し、映画ファンや社員の安全を最優先に考える彼らの関心をわれわれも完全に共有する」と説明した。
ソニーのコンピューターに侵入したハッカー集団が、2001年9月11日の米同時テロに言及し、「ザ・インタビュー」を上映する映画館でのテロ実行をほのめかす脅迫をネットに書き込んだことを受けて、ソニー・ピクチャーズは16日、劇場側に上映見合わせを容認すると伝えていた。
いうまでもなく、本来はエントリにする必要性も無いのだが。
だれかが誰かに、何かの要求をするとする。
その際に、「爆発物を届ける」とか「2001年9月11日を思い出せ」といった暴力的な脅迫が行われていたら、その要求が正しいかどうかを議論する以前の問題、論外だ。
すっと自分は『抗議活動は「いかに」が一番重要だ』、と話していたと思う。騒音なりなんなりを含めてね。
「靖国」上映中止問題、実務的に解決しよう・・・車載拡声器を全面禁止したら?-http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080404#p3
デモと権利と規制と基準…「大音量」だろうと「ヘイト」だろうと。 -
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20131202/p3
それにつきる。
これもだ、阿呆どもめ。
朝日新聞社に脅迫文と小刀届く 報道姿勢などを批判 - 朝日新聞デジタル http://t.asahi.com/grhe
…テレビで謝罪放送をするよう要求。「(応じなければ)あらゆる取材現場に出向き朝日新聞の記者を見つけ次第殺す。日本民族精神再建の第一歩だ」と書いてあった。小刀は木製のさやに入っており、全長約18センチ。アルミホイルで全体を包んであった。
ちょうど関連した、というかある意味同じ話が発生した。前者はテロ、脅迫に屈さず、後者は屈したという大きな違いがあるが。
ただ対症療法、安全を確保するための措置であることを期待したい。爆発物の脅迫があれば、いったん避難するの自体は、テロに屈したことにならない。
過去記事でこんな引用文章があった
中東で反イスラム映画が問題の時に「ザ・コーヴ」の社説再読 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120913/p4
[朝日社説] ザ・コーヴ中止―自由社会は見過ごせない (2010年6月14日)
言論や表現の自由にとって、深刻な事態がまた起こった。
和歌山県太地町のイルカ漁を告発した米国のドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」の上映を予定していた東京、大阪の3映画館が中止を決めた。作品を「反日的」と糾弾する団体が「抗議活動」を予告したため、近隣への迷惑を考え「自粛」するという。
問題は、この映画の内容が妥当かどうか、質が高いかどうかとはまったく別のことだ。たとえ評価が割れたり、多くの人が反発したりする作品や意見であっても、それを発表する自由は保障する。それが表現や言論の自由であり、自由な社会の土台である。
続報 米政府「北朝鮮の国家関与」を認定か?
https://twitter.com/daisukenakai/status/545364010007162880
Daisuke Nakai認証済みアカウント
@daisukenakai
ソニーピクチャーズのハッキングについて、「米政府は、北朝鮮が関与していたと判断」と米メディアが相次いで速報。こちらも急展開です。