まず前提としてこの前の過去記事
UFC、WWEに続き新日本も「生中継・過去試合を見放題の定額ネット放送」開始!”コンテンツ保持者の独立化”は進むか? - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20141203/p1
をご覧ください。
で、今回の記事はほとんどOMASUKI FIGHT情報。
まず「ファイトパス割引」をば
http://omasuki.blog122.fc2.com/blog-entry-1672.html
UFC Fight Passではちょうどいま、12ヶ月間申し込むと月額料金が6ドル99になり、しかもUFC月刊公式マガジン(英語版)の無料購読がついてくるというキャンペーンをやっている。雑誌については日本までいちいち送ってくれるのかどうか、気になったのでカスタマーサポートに問い合わせたところ、海外在住者にはメールでデジタル版を送りますとの回答を得ている。僕もFight Passはケチケチと申し込んだりキャンセルしたりと繰り返していたが、この機会に1年分の購読を申し込んでおこうかなと
自分は完全に飼い馴らされた奴隷状態で、この前ファイトパスを見たのは…ビスピンが負けたあの試合だったかな?アーカイブも全然見てないのに、おとなしく9ドル99セント毎月払うに任せている。たかが千円だし…あっ、アベノミクスのせいでいまは1200円払ってることになるじゃん!!許していいのか自民党政治!!!(時事ネタ)。
しかしまた、そういう人間でも「12カ月しばりがある」となると躊躇するのココロよ。だいたいなんで解約しないかというと、「あの契約コーナーが英語で、読んだり手続きするのがチョットしんどいから」だったりするな(笑)だからこの割引をするかしないか…迷うな。
WWEネットワークは当初より低調、だが…
WWE Networkは8月12日から、米国外の170か国で加入受け付けを開始したが、7週間で3万弱の加入しか得られなかった。もっとも、海外の熱心なWWEファンの多くは、すでにWWE Networkに加入しているものとみられており、この数字は実際の海外加入者数をほとんど反映していないとオブザーバーは分析している。
加入者数の伸びが予想を下回ったため、WWEでは加入促進策として……
この「促進策」は値引きや長期OKなどなどで、そっちは特に興味がないが、これはちょっと気になる。
WWEでは強烈な経費削減を実施しており、WWE Networkの損益分岐点も大きく下がっているとされ、ウォール街はそのことを好感、今回の発表にも株価がさほど落ちることはなかった
経費削減をして、そもそもの損益分岐点をさげることで、加入者の少なさを補う。
プロレス団体がプロレス団体らしいドンブリ勘定や、そこからにじみ出る豪快さがなくなるのも寂しいが、本来あるべき姿だろう。新日本プロレスも、草間社長はある意味それをやったというところがあるよね。それが今の隆盛にも貢献しているとは思う。パンクラスもなんだかんだと、規模を小さくするべきところを小さくして生き残ってきた。
そして新日。OMASUKIFIGHTが完成度を絶賛
http://omasuki.blog122.fc2.com/blog-entry-1673.html
「恐るべき完成度、NJPWワールド」
ウワサのNJPW Worldがついにスタート。……目標加入者数としてテレ朝の偉い人は2万、木谷氏は10万人と語っていた。木谷氏は、英語圏と日本語圏の人口差を踏まえ、WWE Networkの1割を目指す……無料で閲覧できる範囲でサイトをあちこち眺めてみたが、やはり儲かっている団体は「ちゃんとしているよなあ」としか言いようがない。見るからに立派なサービスで、ファンの方にはたまらんだろう。UFC Fight Passもスタート時点では、こんなにたくさんのコンテンツがきちんと整理されてはいなかった
Dave Meltzer ( @davemeltzerWON )…つまりレスリングオブザーバーのデイブ・メルツァー記者
https://twitter.com/davemeltzerWON
が「何時間も浸りきっている」そうだが、そりゃあの人はそうなるだろうさ(笑)アルコール依存症患者にウイスキーボンボンを与えるな、ってやつだ。
たとえば「ファン烈伝」の闘狂大学の連中とか、この漫画…http://www.kurage-bunch.com/manga/prowres/ 1993年に高校生だったこの主人公やらがつつがなく(このままのメンタリティで)成長して働き盛りの今、新日本ワールドに入会したら…いろいろ大変だろうが(笑)
たとえば大相撲がネットで中継しつつ、過去の名勝負アーカイブがが定額で見られる未来が来るかもしれない。
前の記事についたブクマ
id:wacking
新日やるなあ。あと私は大相撲がこういうサービスに向いてると思ってる
こういう発想が、ぼくがよく言う「SF的想像力」というやつなんだ。そしてこういう想像力が得てして一回転して、現実に一番近かったりするんだ。
大相撲はこの前、NHK中継が八百長疑惑でなくなった「大相撲地獄場所」においてニコニコが配信したりしていた。あんがいと、じいさんたちの娯楽として、月1000円の大相撲配信ネットサービスがあったら白鵬だ双葉山だと人気になるかもしれない。
力道山や天龍の相撲時代の映像なんかもおもしろそうだ…