日程と体力の関係で当日は見られず。録画を見つつ眠ったら、偶然メインと、その後に放送された小谷直之の試合だけをチェックできた。
試合展開は例によって
http://d.hatena.ne.jp/lutalivre/20141026/1414296142
をご覧いただきたい。
一回すでにアルドが完全KO勝利したこともあり、一方的な試合になるかとも懸念したが、メンデスが最後まで積極性を失わず、フットワークも軽快さを保っていたので面白い試合になった。何度もKO寸前まで言ったのだが、この前の山中の相手のように、なぜかそのダメージが蓄積されず、あっという間にもとの動きに戻ってしまうのが脅威でした。
アルドといえば、「下がりながらの打撃でKOできるUFCでも数少ない選手」…とだれが評していたのかな、とにかくゴング格闘技で誰かが評価していたですが。そんなカウンターパンチや、正確なローキックの連打、さらには相手が腕を折ったとみるやハイキックをガードに連発するようなえぐくて正確な攻め、という印象があった。
今回もまさに正確無比な攻めは健在なのだが、4、5ラウンドでまだスタミナを保っていたのは明らかにメンデスのほうで、顔面からの流血と目の腫れをアルドは負ってしまった…
そこでアルドは気弱な姿勢を見せず、その状態のままで真っ向勝負に応じて、ふらつきながらも大振りで押し返して判定勝利を確実なものにしたのだった。
あそこまで、追い込まれてから、じりじりと相手に迫られてからのアルドの底力。…そもそも追い込まれなければ見せることもないわけで(笑)、それを見せてくれたメンデスにも賞賛を送りたい。
あと、いまは…彼らレベルならではかな?テイクダウンをした後、ひっしに押さえ込むより、いったん離して、立ち際のビッグヒットの打撃を狙う傾向があるようだね。恐ろしいなあ。それが正解かどうかは判らないが。