ポプラン「カイザーを、守るために、フェザーンで、地球教徒と、戦う…」
アッテンボロー「何だあ?」
ポプラン「いくつかの文章を、文節ごとに分解して、バラバラに組み合わせる言葉遊びがあるだろう? あれを思い出すぜ。こんな場所でこんなことをするなんて、つい50日前には想像もしなかった。生きていると退屈しないでいいな。」
という挿話が「銀英伝」にはありましたが、DEEPが、ねえ……。
いや、自分もそういう想像はしないではなかった。
というのは、やはり「大晦日」という、皆が忙しいようでいて実は娯楽イベントが成立し得る日があり、2002年からだったか「大晦日は格闘技!!」という伝統が曲がりなりにもできていた。
この習慣、伝統は一種のブランドであるから、そこに便乗しつつ、伝統を続ける担い手となる…というのは大いにありえると思っていた。
ただし、自分の想像した「DEEPの大晦日興行」は後楽園ホールかディファ有明、せいぜい奮発して東京ドームシティホールレベルだよ!!!
どこをどうしたらさいたまスーパーアリーナを使うことになるの。どうやって埋めるの。
めぼしい現在進行形のスターはUFCがねこそぎ契約したし、現在進行形どころか未来形のスターも確保している。
ほんの2、3年前ならたしかにDEEPの人脈にちょっとしたスポンサーが付けば、DREAMの規模のDEEP、すなわちDREEPの興行が打てたはずだが…。
しかし、男・佐伯繁、そこは百も承知だろう。
何かの勝算があるのか。勝算はなくても伊達と酔狂があるのか。
まずはお手並みを拝見したい。