本当に、次の号が出てから「あ!あの話書かなくちゃ!」と思い出すのは悪い癖です。今は次号が出てるはずです…ごめんなさい。
MASTERキートンが復活して、随時掲載されている「MASTERキートンリマスター」では…最初の作品でも、キートンの人生にもっとも大きな影響を与えたのが「フォークランド紛争」だったということは何度も示唆されていて、キートン本人が
「あれはイギリスにとってのベトナム戦争だった」と回想している。
その、フォークランド紛争を背景に持つ事件…キートンも個人的によく知っている面々の事件…が最新作のテーマ。
冒頭は、そのフォークランド諸島の奪還作戦に出向く新兵キートンらの会話が描かれる。
こっちのほうが鮮明です↓
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ごくごく小さな島をめぐって、武力紛争がある日勃発する。
「なんでこんな小さな島を?」
「政治家がえらくご執心だな、なぜか」
「歴史的にも領有権は俺たちのものだ」
「だけどもともとは先住民族の…」
今の日本では、まったくぴんと来ない、無縁のお話のような気がしなくなくもなくもない。…だけど、興味深い。