偶然の不意打ちで見た番組なので、準備ができなかったのだが。
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/0001/index.html
あの「ダイオウイカ」を黒柳と実食
近年、生態が謎に包まれた深海の生物が相次いで見つかり、“深海生物ブーム”が巻き起こっている。今日は、さかなクンが「ダイオウイカ」をスタジオに持参!好奇心いっぱいの黒柳は、「マズい」と噂されるダイオウイカの試食にも挑む。果たしてその味は!? 20を超える水槽を置き大好きな魚を飼っている自宅の写真を公開する、さかなクン。魚たちを喜ばせるため、歯磨きをしてあげているという驚きの発言も。
自分のリアルタイムツイート。
gryphonjapan@gryphonjapan
あ、徹子の部屋のゲストがさかなクンだ!!!
そしてまずいと評判のダイオウイカを試食!!! なんと「刺身ではまずいが、バターソテーや甘酢あんかけにするとやや塩辛いものの十分おいしい、との結果!!!」
「ダイオウイカはぬめりをとり、水に1、2日さらしてアンモニアをとれば美味しい」という新しい研究結果。世界のクボデラ(窪寺恒己)ですら「ありゃ食えない」と見放したものが…在野の研究家さかなクンが、またアカデミズムの世界に殴りこんだ!!
リュウグウノツカイを「ジューシー」「みずみずしい」と表現するさかなクンに「それ、水っぽいといわない?」と徹子。だが、一応うまいらしい。鍋にするとうまいとの説も。
さかなクン「この魚は人魚のモデルです。昔は人魚の肉は不老不死の薬といわれてました」
徹子にはいまさら不要だ(笑)
突発書き下ろし
「科学者スーパースター列伝 ダイオウイカを喰らう男!さかなクン」
マスコミ「魚類研究の今後の目標は?」
さかなクン「ダイオウイカの調理法確立!」
マスコミ「ヒャッ 新人にしては ど どえらく態度がデカいぜ!」
黒柳徹子「ウフフッ…元気があって けっこう」
「坊や 口にチャックしな」(ヌオッ!!)
クボデラ・ツネミ!!(窪寺恒己)
さかなクン「ど、どういう意味ですか?」
窪寺「大口をたたくなってことさ たしかに魚類研究にはハッタリも必要だ だが度をすぎると見苦しい つまりおまえあたりがダイオウイカを食べると口にするのは まだ10年早いんだ!!」
この後、さかなクンが苦悩しながら「バターとあん」に着目し地獄の特訓に明け暮れるシーンや、「こうなりゃのるかそるかだ!おれのバターと、ダイオウイカのアンモニアとどっちが強いか勝負してやるう!」と果敢に決戦を挑むシーンもあるのだが略す。
クボデラの活躍については、こちらを参照のこと。
■科学者スーパースター列伝「大王の狩人(イェーガー)!! 窪寺恒己」〜副題:青いジャングル
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20131008/p1
「釣りバカ大将」の作者は何を根拠に「甘みがあって旨い」とか書いたのか。
以前、こんなツイートをしたっけ。
昔コロコロに載ってた「釣りバカ大将」つう漫画では「いけるぜ、甘みがあってうまいぜ!」とか断言してた。あの作者を探し出して、読者に謝罪させないと収まりがつかない。 / “
※この記事に関しての感想↓http://www.47news.jp/CN/201404/CN2014040801002398.html
富山県射水市の新湊漁港で水揚げされたダイオウイカ=8日(新湊漁協提供)8日午前、富山県射水市の新湊漁港で、全長約5・1メートルのダイオウイカが水揚げされた。富山湾での発見は2日連続。試しに食べた新湊漁協の萩原和久さん(43)は「イカ特有の歯応えはなかった。塩辛く、塩の塊を食べているようでおいしくはない」と話していた。
新湊漁協によると、8日に発見されたイカは胴体の長さ約1・1メートル。触腕と呼ばれる長い手足が2本とも残っていた。水深約300メートルに仕掛けたシロエビ漁の網にかかっていた。水揚げ後も水槽の中で生きていたが、約2時間後に死んだ。
この作品はいま、電子書籍で確認できる。
http://www.ebookjapan.jp/ebj/book/6010033.html
しかし確認するまでもなく記憶は明瞭だ…サルガッソー海でダイオウイカに襲われた一行が、足を一本切り落とし、それを試食する。
その反応は
「いけるぜ 甘みがあって うまいぜ! ダイオウイカのイカソーメンじゃ」
とぺろりと平らげたのである。
今回さかなクン・黒柳徹子の共同名義で発表された「実はうまい」という論文を先取りしていたのか?しかし水さらしをしないままだが…しかも甘みではなく、基本は「しょっぱい」とされている。
「釣りバカ大将」の作者やコロコロ編集部はいかなるエビデンスとファクトに基づいて、ダイオウイカを「甘みがあってうまい」と表現したのか。証言が待たれるところである。