試合内容ははこちら
http://d.hatena.ne.jp/lutalivre/20140427/1398560195
そして……
http://omasuki.blog122.fc2.com/blog-entry-1591.html
何年かぶりといっていいほど練習をやり込んだと、各誌で自らの好調ぶりを語っていた五味。もっともこのような発言は、長年五味をウォッチしていると誰しも気がつくように、あまりアテにならないことが多いようだ。いや、練習は本当にすごくしたのかもしれない。ただ、どうも試合がそんな風に見えないことはわりにある。
思わずふきだした(笑)
実際、雑誌で前回の試合を振り返り「練習で追い込めなかった」「ついつい苦手部分をおろそかにした」「追い込んでくれる人がいないから」…というのは宮崎駿の引退宣言ばりに何度も聞いた。
ただこれ、自らの基準、要求度が高いから、ふつうの人なら驚くようなオーバーワークも本人からはそう見える、とかカモである。外から練習が足りる足りないはよくわからん…上で、1Rの半ばぐらいから口をあけてかなりつらそうに見えてたことも事実だ。
また、テイクダウンをとれないのか、とらないのか…かつて修斗時代は”元祖塩漬け”をしていた選手がその片鱗を見せてくれれば、こちらも安心感があったのだが。
それでも勝って、五味はなんだかんだとUFCの勝率5割選手に。日本人では少数派だわな。
で表題の”マスター”五味だが、このマスターは、ゴルフの「マスターズ」のあれだ、正直言って(笑)。
そういう試合でいいじゃないか、ということです。UFCだってこれだけ規模を広げて世界各国で興行打ってるんだから、そんな試合を組む余地がないってことはないでしょ?
あと1年なのか2年なのか3年なのか…そんな五味の試合は、マスターズ的なものであってほしい。
自分は勝った試合にせよ、今回の試合を見て率直にそう思ったのでした。