タイトルが一部の人にしか通じないが、それどころじゃないのである。
http://d.hatena.ne.jp/lutalivre/20110908#1315433896
UFC137のプレスカンファレンスを欠場したニック・ディアス。
OMASUKI FIGHTより。
http://omasuki.blog122.fc2.com/blog-entry-1164.html
UFC137「GSP vs. Diaz」をプロモーションするためにUFCがトロントで行ったメディア向けのイベントに、出席が予定されていたニック・ディアズが姿を見せなかった。理由は不明。ディアズはストライクフォース時代から、このようなイベントに来ないことがしばしばあった。
なんと、これが原因でディアスのGSP戦が没収。同大会でBJペンと対戦予定だったカーロス・コンディットが代わりにGSPのタイトルに挑戦することに。
http://mmajunkie.com/news/25127/nick-diaz-out-carlos-condit-in-against-champ-georges-st-pierre-at-ufc-137.mma
日本ではミルコ・クロコップ、ハイアン・グレイシー、マーカス・アウエリオなんかがしばしば会見や来日予定期日を欠席したり遅刻したりしていたという。それをひとつの偏屈な個性として許容したり、あるいは逆に”抜き身のナイフ”とか”芸術家肌”として許容する部分もあったけど、おそらくアメリカのスポーツ文化と契約文化が、どんどんそういう部分を許容しなくなってきているんだろう。
アメフトや野球でも、絶対に試合後のコメントはしないと駄目というきまりだとも聞く(これはうろ覚え)
まあ、やっぱり選手とプロモーションの力関係にも左右されるわけで、UFCというプロモーションの力がいま絶大すぎるから、という特殊例でもある。漫画家の原稿落としに対し、干すとか連載打ち切りで処罰するのも結局は力関係で、富樫某のように漫画家が作品の人気一本で、休載も下書き段階の掲載お構い無しになるというのも一種痛快ではあるが。