タイトルの「漫画界のヒョードル、あるいはフリーザ」は、ヤングアニマル連載陣が事実と経験に基づいて、公式に命名した異名です。
その一件は、以前反響の大きかった、こちらの話で。
羽海野チカという人は「漫画家が恐れる漫画家」らしい。ゴッチかボックか、ヒョードルかフリーザか… -
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20131110/p5
・まだ変身段階を2つも残している、ということで森氏は以後、彼女に「フリーザ様」との異名をつけた。
・それを聞いた羽海野氏の返信「森恒二先生とは今度ゆっくり話し合う必要性を感じます」
んで、森氏、吠士氏の結論。「あの人はヒョードルだよ」
森氏は「この結論には確信があるので、彼女が怒っても訂正しない。…たとえ正座させられても」と悲壮な覚悟を語っていたことを、付け加えておく(笑)。
それはともかく。
手塚治虫文化賞「3月のライオン」が大賞。作者・羽海野チカ氏の喜びの言葉と、祝福のコメント - Togetterまとめ
http://togetter.com/li/647078
というまとめtogetter、不肖わたくしが作らせていただきました。
おめでとうございます。
しかし、祝福コメントを寄せた側も相当な顔ぶれで、けっこうびびるよ。
twitterがそのままトキワ荘か!!って感じで。
まったく関係ないが、羽海野チカ先生が受賞するとあんなに漫画家仲間からのお祝いツイートがくるのに、漫画家仲間のアカウントフォローも無ければバーベキューにも飲み会にも誘ってもらえない「明日にはあがります。」(水口尚樹 @guuchy作)の主人公・小光栗夫先生の悲しさよ(笑)
「物語は雪だるま。続くほどどんどん大きく、重くなって、壊れそうになる。それでも前に転がしていく」
漫画を描くのは、今もまだむずかしくて、どんどん難しくなって来ていて、毎回、戸惑ってうろたえます。登場人物の人生を、神様では無いただの人間の私が勝手に動かす事が、怖くなって、紙の前でただうなだれてすごい時間が流れていく事が増えて来ました。
CHICAUMINO 2014-03-26 03:17:27
まるで雪だるまを作っているみたいだな…って思うようになりました。物語は長くなって行くと、大きくて重くなってゆくばかりで、どんどん大きすぎてもろくなって来て、壊れちゃうんじゃないかってすごく怖くて、でも、転がすのはやめてはいけなくて…みたいな。
返信 RT お気に入り CHICAUMINO 2014-03-26 03:19:58
でも、おっかなびっくりでもいっぱい考えながら、坂でも石があっても転がさなきゃいけない時は思い切って前に進もう
「3月のライオン」というタイトルには、こういう意味があったのか…。
みんな知ってたのかもしれないけど、俺は今回知りました。
「タイトルの根拠がわからないけど、かっこいいからよしランキング」上位に常に位置していたのだが、これをもってランキングから外れる(笑)
@CHICAUMINO 受賞おめでとうございます!僕も愛読者の一人として嬉しいです!3月に受賞というのもタイトルからの運命感じます!
UEDAsensei 2014-03-26 02:16:09
@UEDAsensei 3月の厳しい順位戦の最終局になぞらえてこのタイトルをつけたのですが、その3月にこんなに嬉しい知らせを受け取ることができて、胸の中が嵐です
自分もマンガ賞を発表したいと準備してるが、年末は「このマンガがすごい!」とかぶるから、と年度のほうに逃げたのに、こっちにも手塚治虫文化賞があったか…まあ授賞式は五月なんだよな