INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「東大入試をクリアする人工知能」計画…開発中の現在、何が可能で何が困難か?23日、模試結果発表(読売新聞)

2013年11月9日、読売新聞。
あまりに斬新な発想すぎて、学界を追放された新井紀子はかせ(嘘付け!彼女は国立情報学研究所教授だ)が、人間社会に復讐するために作り上げようとする悪魔の人工知能の実態を語る(うそ)。
しかし、悪の天才・成原成行博士ですらつくれなかった「とうだいに行く人工知能」、やはり完成までには厳しい道のりがあるようで…

編集委員が迫る 「人工知能 赤門へ手応え」
10年計画で東大合格を目指す人工知能「東ロボくん」が今月、初の実戦として大手予備校の模擬試験に挑戦した。開発から2年半。東ロボくんはどこまで賢くなったのか、苦手科目をどう克服しようとしているのか…

以下、インタビュー要約。


・この前東大模試を受けました。23日に結果発表がある。まずは正答率50%以上が目標。
 
・文章は記号列として認識しており、言葉として意味は理解できてない。
 
・数学と社会はなんとかなりそう。言語理解と数式処理のつなぎが上手くいっている。
 
・世界史なんて年表を覚えてる人工知能には簡単?とんでもない。例えば「イエニチェリはオスマン帝国常備軍だ」の正誤を問われる場合、こちらのデータが「オスマントルコのイエニチェリ軍団は、皇帝直属の常備軍」だったとする。それが一致してるのかを独自に判断するのは難しい。
 
・つまり、「二つの文がパラフレーズ(言い換え)の関係にあるか」を機械に判断させる、ここがとても難しいのだ。はっきり言って、うちらの手法は(「ワトソン」が人間のクイズ王に勝利した)IBM以上。しかし、人間を超えるのは本当に高い障壁だ。しかしここを超えなかったら未来は無い。やるしかない。
 
音声認識は精度95%を達成しているから英語のリスニングは得意。しかし、例えば答えをイラストから選ぶとすると…「姉はブーツを買った」という内容が分かっても、絵のどれが姉でどれがブーツかはわからない(笑)。というか「イラスト」なるものを認識、理解させる方法論が未知数で…はっきりいって、小学校の「ツバメ、蝶、ニワトリ」のイラストから「仲間はずれは?」と聞くような問題だって全然ムリです。
 
・ちなみに物理で『摩擦は考えないものとする』といわれても人工知能は困惑する。
 
人工知能は人間の知性を真似するつもりはない。だって、人間がイラストを読み、状況に応じて判断するのって、なぜできるかわからない。なぜできるか、わからないものをまねようが無い。
 
人工知能が究極に進化すれば、その知能は人間と同じ「知性」を持つか…デカルト以来、400年の問いだ。我々は、その論争の実証を「始める」ためにこれを作る。コンピューターの能力を見極めることで、人間にしかできないものは何か=人間知性の本質を知ることが出来る。

クイズ回答コンピュータ「ワトソン」もそうだけど、これが進化すれば、たとえば駅構内に自動人工知能ガイドができて「えーーとなんだっけかな…ロバート・デ・ニーロ主演でいまやってる映画の…一番ちかい映画館ってどこ?」
とか病院で、
「最近、右わき腹が痛いんですよね…最初はちくちくというか…それがなんか、どんよりと重い感じなんです」
そんな質問や説明から、探している場所や病名を推測できるようになるかもしれないわけです。
期待したい。
「ワトソン」の関連記事。

IBMのコンピュータ「Watson」、テレビでクイズ王と対決 - ITmedia ニュース http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1012/15/news038.html

そして23日が結果発表ということで、また一段、多くの報道がなされるでしょう。その前に予備知識として、記事を紹介した。

その23日、入場無料の「成果報告会」

http://21robot.org/events/

2013/10/04
ロボットは東大に入れるか2013―東ロボくん、代ゼミ模試に挑戦!―
Tweet ThisSend to Facebook | by:norico
【イベント開催告知】
国立情報学研究所グランドチャレンジ「ロボットは東大に入れるか」2013年成果報告会を以下の通り開催いたします。
みなさま、奮ってご参加ください。



「ロボットは東大に入れるか 2013 
―東ロボくん、代ゼミ模試に挑戦!―」
(午前の部:研究者向け、午後の部:一般向け)

日時:2013年11月23日(土・祝)
  午前の部:10:00−12:30 (研究ワークショップ)
  午後の部:13:30−15:30 (一般公開)
会場:代々木ゼミナール 本部校 代ゼミタワー
    東京都渋谷区代々木2-25-7
アクセス:JR新宿駅南口より徒歩5分
      JR・都営地下鉄大江戸線代々木駅北口より徒歩5分

主催:情報・システム研究機構 国立情報学研究所
共催:学校法人高宮学園代々木ゼミナール / 株式会社富士通研究所
後援:人工知能学会 / 情報処理学会 / 言語処理学会
入場料:無料
定員:400名(当日先着170名までは会場内で、それを超えて400名までは別室にてサテライン中継)

詳細は以下のURLまで
http://21robot.org/events/

事前申し込みは以下のURLまで
http://21robot.org/entry/

付記「トラックバックの恐怖」

さんざん、
「学界を追放された新井紀子はかせの復讐」
「悪魔の人工知能
とか、調子に乗って話を膨らませたあと

https://twitter.com/noricoco/

「斬新過ぎて」はほめ言葉だと思うことにします :)

というトラックバックを頂いた、私の表情をご想像いただきたい。

noricoco……ノリココのりこ新井紀子

(・_・)( °0°)\(●o○;)ノ エーッ!