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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

人工知能が、テストによって「13歳の人間」と判断された…そのテスト内容とは

史上初:人工知能の13歳の少年、チューリングテストに“合格” - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1406/09/news049.html
英レディング大学は6月8日(現地時間)、アラン・チューリング博士没後60周年に当たる7日に同校が英王立学会で開催した「Turing Test 2014」において、チューリングテストの初の合格者が出たと発表した。
(略)
 チューリングテストは、「コンピュータの父」と呼ばれる20世紀の英数学者、アラン・チューリング博士が提案した、人工知能を知的と呼べるかどうかを判断するためのテスト。人間が人工知能と対話して、相手が人工知能か人間か判断できなければ、その人工知能は思考しているといえるというもの。

どんなテストだったか…(推測)

チューリングテストを行います」
 
「うっせー、死にぞこない!年寄りはみんな嘘つきさ!」
「先生、貴方もか弱き大人の代弁者なのか」
「あーあ、これからテスト受けようと思ったのに、やる気なくした」
「漆黒の闇の組織が妨害している…テストを受けさせるなと」
「俺は…封印を解いていいのか?師匠から教えられた、あの技を」


「まちがいなく、13歳ですね」

実際のこのテストに関しては

機械より人間らしくなれるか?: AIとの対話が、人間でいることの意味を教えてくれる

機械より人間らしくなれるか?: AIとの対話が、人間でいることの意味を教えてくれる

「人間らしさ」を競う大会で優勝するには、どうすればいい?
AIの人間らしさを測る「チューリングテスト」の大会。
そこに人間代表として参加し、勝利することを誓った著者が探究した、
AI時代における「人間らしさ」の正体とは?
人工知能から芸術、お見合いパーティーにナンパ術、
カスタマーサービスセンター、尋問術、チェス、
実存主義、コンピュータセキュリティ、そして恋愛まで、
多種多様な領域にまたがってAI時代の「人間らしさ」を探究する。
人間を見る目が変わる科学ノンフィクション。

チューリングテストとは――
「機械には思考が可能か」という問いに答えを出すために、
数学者のアラン・チューリングが1950年に提案した試験である。
審判がコンピュータ端末を使って、姿の見えない「2人」の相手と
5分間ずつ、チャットする。
一方は本物の人間(「サクラ」役と呼ばれる)、一方はAI。
チャットが終わると、審判はどちらが本物の人間か、判断する。
もし、審判たちのうち、30%をだますようなAIがいれば、
それはもはや人間と同様に思考し、意識を持っていると考えていいだろう――。
AIがチューリングテストにパスするとは、
この基準をクリアすることを指す。
出版社からのコメント
著者ブライアン・クリスチャンはコンピュータ科学と哲学、
詩の芸術学でそれぞれ学位を取得した科学ジャーナリスト
広範な知識と取材から得た洞察には、人間を見る目を変える
強い力があります。
本書は「人間らしさ」とはなにか、生きているとはどういうことなのか
という根源的な問いに迫る、希有な科学ノンフィクションとなりました。
といっても、科学の基礎知識はまったく必要なし。
すべての「人間」に読んでいただきたい一冊です。

をご参照のこと。こんなテストを思いつくほうも思いつくほうで…ちなみに発案者の死因は、自殺だったという。それも同性愛を、当時の法律で「罪」とされてのものだったという。

ウィキペディアの「アラン・チューリング」
1952年、同性愛の罪で逮捕。保護観察の身となり、ホルモン療法を受ける。1954年、死去。42歳の若さであった。検死によると、青酸中毒による自殺と断定されたが、母親や一部の友人は事故だと信じていた。
2009年9月10日、インターネットでのキャンペーンに続いて、首相のゴードン・ブラウンが戦後のイギリス政府のチューリングへの仕打ちについて公式に謝罪した[9]。