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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

ホームズが学んだ武道「バリツ」が謎だった時代…があった(日曜民俗学)。

そうだ、上に絡んでこれを記録しておきたい。
シャーロック・ホームズはライヘンバッハの滝でモリアーティ教授とスデゴロタイマンで勝負し、バリツで投げ飛ばして九死に一生を得た。
なぜインテリ老人の教授がスデゴロをしたのか…モリアーティはイギリスの松原隆一郎か?などの疑問もわくが、それはおいておく。
(僕流の考察はこちらです。↓ )

一応自前のホームズ論文〜『シャーロク・ホームズ 「最後の事件」の真相に関する一考察』
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20110911/p3

それはそれとして「バリツ」でありますが。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AA%E3%83%84
http://sanjuro.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/8__4407.html

と、時代設定の問題はあるものの、実際の作者コナン・ドイル氏の創作経緯でいえばもう「バーティッツ」であると見て差し支えないところまで来ている。
ただ…バーティッツが有力とか、いや設定上は1891年だから…という話じゃなく、1980年代、1990年代は本当にこれ、謎だったですよね。

そんな時代の話題を、今月始めにツイートしあった。

ちていのき ‏@baritsu 10月3日
なんとなくCiNiiで「バリツ」を検索してみた。日本シャーロック・ホームズクラブ関係が多いけど、やはり98年頃からか。この前だと89年に北 博正氏が簡単な紹介。あと平山雄一さんのホームズ側からの研究がある。
 
我乱堂@SagamiNoriaki
そういえば昔はあまり知られてなかった言葉でしたね RT @baritsu: なんとなくCiNiiで「バリツ」を検索してみた。日本シャーロック・ホームズクラブ関係が多いけど、やはり98年頃からか。この前だと89年に北 博正氏が簡単な紹介。あと平山雄一さんのホームズ側からの研究がある  
 
ちていのき ‏@baritsu 10月3日
EJMAS にバーティツ関連記事が載りだしたのが2000年から。ヤフーグループにバーティツ・フォーラムが出来たのが02年か。なにがきっかけだったかすっかり忘れてるけど私が調べだしたのも多分00頃だな。win98機だったしw 
 
ちていのき ‏@baritsu 10月3日
事件だったのは02年高橋義雄氏の谷幸雄の文で、ここで不遷流説が出た。これは今でも疑問視する人もいる。あと05年にオランダの人がバートン・ライトが神伝不動流という証拠を発見したこと。この時はみんな喜んだなぁ。ついに謎が解けたってw
 
gryphonjapan@gryphonjapan
1993年にUFCが始まり、グレイシーらブラジル格闘技の圧倒的強さが注目されたと同時にヴァ―リ=トゥード(全て有効)という単語を聞き「あ!これが謎の言葉バリツの由来だ!」と、僕も大槻ケンヂも週プロも夢枕獏も夢想…でも違ってた(笑) @SagamiNoriaki @barit
 
ちていのき ‏@baritsu 10月3日
あの説は無茶でしたねーw 状況証拠さえ無しで一部が盛り上がりましたね RT @gryphonjapan: ヴァ―リ=トゥード(全て有効)という単語を聞き「あ!これが謎の言葉バリツの由来だ!」@SagamiNoriaki
 
ちていのき ‏@baritsu 10月3日
ホームズ読んだ人ならみんな知ってましたけど、特別に興味を持つ人は少なかったですね。馬術とかいいかげんな解説がまかり通ってみんな「日本の事なんか知らないから間違えたんだろ」で納得してたというかw  RT @SagamiNoriaki: そういえば昔はあまり知られてなかった言葉

ホームズ、シャーロキアンもまがりなりに「学界」なので、その研究史は論文発表によって裏付けられる。上のような流れが正しいかどうかは、本当はそのへんの論文史にも当たらなきゃならないが、それは無理でして。


正解が分かったあとの世代は、その正解を知ればいいので寄り道の必要はない。ただ、寄り道をしていた人間の、寄り道の記録もなにがしかの糧になろう。
ネットの片隅に記録しておく。