いま、togetterでまとめたんだけど
■「安倍首相、踏切で救助試みて死亡した女性に感謝状」への賛否両論
http://togetter.com/li/572359
そこの説明文にも書いたように、ある時間で区切って「感謝状」で検索して、ほぼ機械的に編集した限りでは、批判的なものが圧倒的に多かった。(もちろん、批判する人は一言いいたいが、賛成のことをわざわざ「賛成だ」という人はいない、というバイアスは当然ある)
そういう結果を見た上で、個人的感想。自分もツイートから抜粋。
gryphonjapan @gryphonjapan
「感謝状」の是非が話題。これに関しては長年現場で負傷や殉職を見た佐々淳行氏の意見も一応参考になろう。「危機管理最前線」から引用。
「車椅子に乗り、或いは老妻の介護に疲れ「せめて命のある内に老妻ともども勲六等でいいから叙勲を受け、そして皇居に参内し天皇の拝謁を受けたい」
posted at 00:34:55
(続く)「と、誠に悲痛な陳情を続けていた・・・・・・勲章なんてどうでもいいと斜に構え、官尊民卑の栄転制度などやめてしまえと叫ぶインテリは実に多い。・・・だが永年危険職種に身をおいて安月給で命がけの仕事をし、今や年金だけを頼りにまもなく(続く)
posted at 00:36:49
(続く)「必ずやってくるお迎え(死)を、ひたすら待ち続けていた老戦士たちへの冷遇に、筆者は永年怒りの声を上げてきた。この危険業種の特別枠創設に、心ある人々は水面下の努力を尽くし…実現に最も功労のあったのは、女性国家公安員だった、岩男寿美子氏その人…」
posted at 00:38:04
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以上は「逆ジェシカ(銀英伝)論法」である。佐々淳行は本人も部下も「職務や人命救助で危険に身をさらした」経験が絶対普通以上にある。その彼が「現場の人間は勲章・表彰の名誉で危険に報いてほしいと願ってるんだ!ソース俺たち!」と言えば、まあ反論しようがない。
posted at 00:47:29
2007年、同じ首相の第一次政権が、同様に人命を救助しようとして本人が犠牲となった人を弔問した。その時に考えたことは、引用も含めて今でもそのまま読んでもらえると思う。 /安倍首相「上司の慶事より部下の弔事」は良いのだが。−−そこから発展して。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20070214/p4