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「石井慧は UFC 行きが近い、という情報がある」(ゴン格) < gryphon
ゴン格最新号141P、(練習の質や熱心さを見て)
UFC行きも近い―という裏情報にもあまりピンとこないばかりか、日本のマーケットで一般層へのアピールをズッファが重視しているんだろうという浅はかな(※自分の)読みを悔いた。
この前、毎日新聞の政治コラムで突然「小泉淳一郎元首相が原発関連企業の幹部と一緒にドイツなどを視察し、しかも幹部から『原発の意義を、どうか再評価を』と要請を受けたのに『ますます脱原発が必要だと思った』と言っている」という情報が浮上し、さまざまな反響があったが…アメリカでも、時々重大情報をストレート・ニュースでなく、コラムの中にさらっと書いてしまう「スクープ・コラムニスト」という人がいる。以前はバウトレビューの井田英登氏が、主に「ALL ABOUT」内のコラムでこれに近いことをやっていたな。
たぶん、もう少し確定的ならストレートニュースで扱うがそこまででない、さりとて「根も葉もない」とは言えないから、全く書かないのも惜しい…ということで、こういう扱いになったのだろう。
まあ、俯瞰して考えてみればたしかにあってもおかしくない話で、なんだかんだとIGFのリングではヒョードルにKOされて以降、連勝を続けている。10月にジェフ・モンソンに勝利すれば、かなり可能性はひろがる。
いま、UFCがTUFチャイナやマカオ大会拡大の布石として、アジア系の選手とあらためて契約を結び始めるのではないか…という見立てともつながる。中国系選手と日本系選手をたたかわせたら、アジアで別種の盛り上がりもありそうだしね(笑)。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20130903/p1
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20130915/p1
そして、いま、ZUFFA側から見れば「日本で話題を呼ぶ一般層向けのアピール素材」であることと「一山いくらでお試し購入し、育てばめっけもん、潰されればそれまで。」であることは矛盾しないのだ。
今まで…デビュー後の石井は”バック”についてるえらい人が「石井の価値はそんなもんじゃないだろ?」とあちこちで防衛したので、かえって身動きが取れなかったが、石井が自分の意思でその契約を解除し「たしかに自分は元金メダリストだけど、MMAでは一介の新人。UFCは”前座”から始まっても当然」ということを認めている。
ひょっとして、やっぱり「モンソン戦が最終試験。ここに勝ったらUFC」なんじゃないだろうか。
石井本人は「来年にはUFCを目指したい」としているとか。