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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

稀勢の里を破った千代大龍は、とんでもない「大物」らしい(朝日新聞)

朝日新聞の相撲コラム記事「東西トーザイ」より。

大物?四股せず居眠り、千代大龍 大関稀勢の里破る
(23日、大相撲秋場所9日目)
http://www.asahi.com/sports/update/0923/TKY201309230220.html

 【抜井規泰】序ノ口から横綱まで623人いる力士の中で、千代大龍だけだ。取組前に支度部屋で準備運動をしない。四股はゼロ。
「3回の塩まきが準備運動みたいです」と付け人もあきれる。
 そして、その日の相手が誰だろうと、いびきをかいて居眠りをする。7日目と中日は結びで横綱だったが、ぐーぐー寝ていた。もちろん、この日の稀勢の里戦前も。

この続きが、あまりに名文なので写そう。

取組直前。
大銀杏を直す千代大龍と目が合った。大あくびで目に涙をにじませながら「何スか?」と千代大龍。大物ぶりへの感心を伝えると、「ここで寝るのは、俺だけっスね」
 「一丁、かましてきますか」と向かった大関戦。作戦は「ぶちかまして2、3歩前へ。どうせ負けるんだから。」だが、あまりの圧力に稀勢の里が前に出られない…(中略)。
24歳。新弟子が強制的に半年間通わされる「相撲教習所」を落第。常識のものさしでは測れない思考法で、新十両が決まった直後には、「昇進会見で引退(発表)をぶちかましたら伝説になるんじゃないか」と真剣に検討した。
 四角四面の相撲好きには、受け入れがたい力士かもしれない。だが、この大物ぶりは、常人には決して真似ができない強烈な個性だ

ど〜〜うですか(福沢朗調)。話半分としても、相当なもんだぞ。
特に十両昇進のときの「伝説」への思いは、1クールの十両より1回の伝説!という、江頭2:50的な何かまで感じさせる。
もしくは幽霊を部長にすれば「学校中の意表をつくことができる!」といった鳥坂さん的な何か。

なんかこの朝日新聞の「東西トーザイ」は要注目である。てか「抜井記者」に注目?

今回の記事は抜井規泰氏というかたが書いたそうだ。今回はあまりにも素材が良かったって面ももちろんあるんだろうけど、何十番もある取組の中でこれに注目して、重要なコメントを本番前の数分で引き出し、そして緻密にメモなりなんなりして描写して…おいたからこそ、ここの素材が生きる。
たぶん支度席という、衆目の目が集まり記者がひしめいている場所だろうけど、見事に「スクープ」になっているというわけだ。

なぜ「東西トーザイ」自体に注目するかというと、たしか初日あたりか?旭天鵬を描いた記事があり…これも切り抜いていたんだけど、ちょっといま紛失して(よくある話です!)見つからず。これも名記事だったという、「打率」の問題である。

むむ?いまその記事を検索したら、本文には行き当たらなかったが、抜井記者のツイッターアカウントを発見。
どうも、その旭天鵬の記事も同一者、かれの手によるものらしい。

抜井規泰
https://twitter.com/nezumi32/status/379241376711331840‏
@nezumi32 9月15日 明日の朝日の「東西トーザイ」。以前、旭天鵬に聞いたんです。「もしも、いま目の前に、20歳若返るボタンがあったら」。即答した天鵬のこたえを、いつか記事にしたいと思っていました。旭天鵬のこたえは、明日の朝日新聞朝刊をご覧ください。#sumo

探せばあとで見つかると思うので、探しとく。

氏のツイッターアカウントプロフィル

https://twitter.com/nezumi32

抜井規泰
@nezumi32
朝日新聞記者。スポーツ部大相撲担当キャップ。三賞選考委員。禁煙中。ムンプス難聴。社会部、週刊朝日編集部、特別報道チーム等をへて現職。07年の「雑誌ジャーナリズム賞」スクープ賞。著書に「知らないと怖いインプラント治療」等。趣味、仕事と酒。チーズのリバロみたいなツイートを。nukui-n@asahi.コム 投稿は個人の考え


過去の記事をいろいろ名前に注目して読まなかったのが惜しまれる。どうも「国技館沢木耕太郎」がここにいるのかもしれないぞ。
千秋楽までの「東西トーザイ」に注目。