本日も、会津攻防戦つづく。
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ついに鶴ヶ城に程近い小田山から砲撃が届き始める。竹子(黒木メイサ)の死を悲しむ間もなく、八重(綾瀬はるか)は尚之助(長谷川博己)と共に四斤山砲を操って反撃を試みる。その砲弾は見事敵陣に命中。しかし、敵からの砲撃は激しさを増すばかりだった。
そんななか、八重は着弾した砲弾に、濡れた着物を被せて爆発を未然に防ぐという荒技をやってのける。その様子をかいま見た容保(綾野剛)は、八重を陣所に呼び出して、砲弾の構造を説明させる。しかしその後、八重の荒技が思わぬ悲劇を生むことになり…。
戊辰戦争は「先込めマスケット銃」と「元込めライフル銃」の争いでもあり(八重はライフル持ってる設定だけどさ)、前者が後者に手も無くやられる、世界各地で見られた悲劇の再現でもあった。
第1巻でその光景を、非常に象徴的な形で見せた「軍靴のバルツァー」。
- 作者: 中島三千恒
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2011/07/08
- メディア: コミック
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十九世紀帝国主義時代。軍事大国から派遣され、同盟小国バーゼルラントの士官学校へ教官として赴任したバルツァー少佐。彼への指令は同盟国の軍政改革を押し進めるというものだったが、バーゼルラントの前時代的な戦略戦術論と旧式の兵器の前に悪戦苦闘を続ける毎日。挙げ句の果てに同僚教官と衝突することに!! 近世士官学校の日常と兵器や戦術を緻密に描写した新ジャンル歴史漫画スタート!!
今月発売された第5巻では
「騎兵の突撃vs機関銃」が登場します。
どちらも個人の武勇と技量が大きい戦闘術が、集団戦術とテクノロジーに敗れる展開で・・・。
安全なはずの駐屯地に敵のホルベック軍が奇襲。止むなく撤退を決意したバルツァー達に容赦なく襲いかかる精鋭騎兵部隊!! 最悪の撤退戦をバルツァー少佐はどう指揮する!?
- 作者: 中島三千恒
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2013/07/09
- メディア: コミック
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いや、マスケット→ライフルは逆に一斉横列行進から「散兵戦」を産んだんだっけ・・・
どちらにせよ、ハリウッドでは「ラスト・サムライ」に結実したこの時代の戦争の哀しさ、大河ドラマでは最後までどう描くのか。
この関連の話題、明日付けでもかければ・・