「小説（著作権消滅）作品のプロモーション動画（カットノベル）を作ろう」コンテスト

ネタはこっちに○ミ＼（・_・）ﾄｩ　←丸投げ。

http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20130419

本日は、面白い試みをひとつ紹介いたします。
http://cutnovel.com/
題して「カットノベル」。内外の小説を紹介する、１分のPVを募集しているサイトです。
http://cutnovel.com/about

カットノベルとは？
小説を紹介するための予告編映像のことです。
映画の予告編のように、小説を１分の映像にまとめたものを
CUTNOVEL（カットノベル）といいます。
このサイトでは没後51年を経過し、著作権が消滅した小説を基本に、
カットノベル（予告編映像）作品を制作・募集・公開し

ふーん、最近自分がやっているコレ
http://www.youtube.com/user/gryphonjapan
と関連しているから、実に気になるところだ。
上の話題と合わせて、ちょっと見てもらえれば。

■「マンガノゲンバ」や投稿動画で見る「漫画紙芝居」の面白さ
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20071002#p7
　
■続・業田良家「慈悲と修羅」の話題。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080320/p4
■あらためて「漫画のコマ紙芝居化」を考える。TV番組、youtube、「予告編」…そして「機械仕掛けの愛」再び
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20130413/p3

まあ、漫画や小説のPV→　絵をスライドのように見せる、というのは自分の技術的制約による固定概念で、例えば１シーンを実写で演技にしたり、朗読などでやってもいいんだ。てかリンク先を見ると、実際にやってますよね。

いや･･･ちょっとまて、ここまで作りこまれると「え？この映像って、これを原作にした商業映画があって、その予告編をUPした･･･ってだけなんじゃない？」と今疑ってるよ、おれ（笑）。

しかしある意味、自分で自分を褒めるなら、「カットノベル」という概念を知らなかったのに、独学的にそれと似たようなことをやり始めていたところかな（笑）。
この前、再度紹介したばっかりで煩くてすまんが。

いやいやいや、
絵の魅力におんぶにだっこできる漫画PVと、
一から「絵作り」をする小説のカットノベルは全然違うよ（笑）
それに
クオリティはもとより･･･そもそもこれは著作権フリーの小説でカットノベルを作るのと違って、アレがアレなんじゃないか？という長州力的な話がある。

だがそれを抜きにすれば、まあ何かの作品を紹介したい！！とネット動画を作った、という点では、あたらずとも遠からずで。

実は脳内で「次回作りたいナー」と思っていたものの中に、確かに著作権切れの古典もあった。
自分はそこに応募とかはしないが、いずれは何本かつくってみたいものだ。
やっぱりスライドショーというコンセプトからは、外へは出ないけどね。

こういうのって、高校の部活動とか授業とかでやらせればいーんだよ。

youtubeの恥は掻き捨て、とはいわないが、そういう課題としてやらせれば日本人特有のシャイなためらいもむしろ越えやすいだろうし。
はい、そのモデルが今井哲也「ハックス！」の一場面だ。
主人公がついつい情熱に満ち溢れて書き上げたノートのパラパラ漫画を･･･「これ、スライドショーにしたりビデオ撮影すればそのままアニメになるよ。じゃあ一本動画サイトにうｐして、全世界に公開してみようか！！」とえいやっと、あっというまに飛び越えたあの場面。
前に紹介したよな。

■「映像を作って公開」のコストが、ここまで簡単になった話（今井哲也「ハックス！」）
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120522/p3

･･･このエントリで紹介したいのはその最終目標である「すっごいアニメ」ではなく、最初に彼らが『作った』アニメ。
主人公の、むやみやたら子さんこと「阿佐美みよし」さんは、ノートにパラパラ漫画を描く能力という地味な才能を発揮するのだが、もう一人のITエキスパート「美少年」くんはそれを見てこういう。
「このパラパラ漫画を１枚ずつデジカメで撮影して」
「それを画像ビューアで0.1秒間隔で連続表示すれば」
「ほらアニメだ」

ハックス!(1) (アフタヌーンKC)
作者: 今井哲也
出版社/メーカー: 講談社
発売日: 2008/11/21
メディア: コミック
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