この「・・・が…であるたったXXの理由」という、うさんくさいビジネスノウハウ的なタイトル使ってみたかったー。実現した。
さて、2013年2月5日の朝日新聞、1Pの4分の3ほども使って「体罰」に関するスペシャル・インタビューに答えているオピニオン・リーダーがいる。学者か、教育者か。いや、不沈艦だっツ!!
http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201302040474.html
(インタビュー)体罰にラリアット 元プロレスラー、スタン・ハンセンさん
「何か自分に手助け出来ることがあれば、日本に行きたい」=米テキサス州ウェーコ、鷹見正之撮影
体罰を苦に大阪の高校生が自殺した。柔道の女子日本代表でも監督による選手への暴力が発覚した。日本で吹き荒れる体罰問題。日米でプロレスラーとして活躍したスタン・ハンセンさん(63)に聞いた。「ブレーキの壊れたダンプカー」は体罰問題を得意のラリアットで一喝するのか。
――日本で体罰を苦に…(※以降は会員のみ閲覧可能)
この記事にタイトルつけた記者、はっちゃけすぎだ。
ちなみにリンク先に1枚だけ写真がUPされてるが、とってもウィー、いやいい顔をしている。
もうひとつ「ちなみに」だが、その下では連載企画記事「ガンダムに学ぶ」第8回、評論家の宇野常寛さん「架空歴史論 『宇宙世紀』解釈あそびに警鐘」である。
で、この長文のインタビューだが、非会員のために要約しよう。
体罰が良くないことを、ハンセン氏は自分の体験に基づいて語っているのである。
ぼくなりに要約しよう。
ハンセン氏が学校で受けた体罰とは・・・
――体罰を受けて、その時どう感じましたか。
「怒りだね。そのコーチには怒りの感情しか湧かなかった。コーチ陣は選手を興奮させ、奮い立たせようとした。その意図は分かるが、結局、選手として感じたのは怒りだ。」
こういう体罰が、将来なにをもたらしたか。怒りだけだったという。・
その結果・・・学校の校長は・・・
「とにかくゲームに集中することだけを考えました。意識をゲームに向けました。自分はそれで感情をコントロールして解決した」
これが、体罰のもたらす結果である。
すいません、うそです。
正確には、引用したセリフ自体は新聞にあるとおりなのだが、これはアマリロ大学のアメフット部での話。
ちなみに、ハンセンがプロレスラーになる直前に中学校で1年だけ体育を教えていたそうだが、そのとき男子生徒の尻を某でパンパンと軽くはたいて叱った経験が1度だけあるそうな。
「当たり前ですが、子供たちはアンハッピーだったはずだ」と反省している。
自分は体罰を受けた最後の世代だろうとか、当時有名なコーチがそれでトラブルになった、とかいう話もしていて、1949年生まれの彼が最後のアメリカ体罰体験世代だった・・・らしいそうだ。
しかしまあ、
自分としては
上の2枚の画像以上のことは。
ネタに走って正直スマン。
たぶん、「カクトウログ」ブログさんあたりで今後まとめてくれるだろう。
http://kakutolog.cocolog-nifty.com/kakuto/
残念ながらブラックアイさんは体調の問題でお休み中だ。
紹介
画像は文庫版から。
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そしてハンセンの教師時代や、アマリロ大のスーパースター時代の話は
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余談。ハンセンが若い世代のことをいかに考えているか。
【まめちしき】ハンセンのおたけびは、テキサスの象徴・ロングホーンを指でかたどっての「ウィーー!!」として知られているが、本人の主観としてはあれは「youuuth!!!!(ユース=若者)」と叫んでいた、のだそうである。若い力が、常に未来を切り拓くのだ、と。
なぜそれを大ベテランになっても叫んでいたのかはなぞである。
これはハンセンの引退後、2012年に明らかになった。
【ソース】
http://beye2.com/item_32982.html
プロレスファンならもう既に1年の間に周知された知識だが、一般の方はこのトリビアをお持ち帰りください。