私のラジオ視聴は「偶然その時間、車を使っていてカーラジオが聞けるか」に左右される。で1月4日、時間が合ってTBSラジオ、赤井玉緒「たまむすび」を断続的に聞いていた。金曜日の出演者は玉袋筋太郎氏。
http://www.tbsradio.jp/tama954/sample.html
1月4日(金)オープニング
2013年たまむすび初生放送!今年もよろしくお願いします!!
今年初の放送ということでなんと玉さんが小林アナにお年玉を用意!
このオープニングの3分30秒ごろ、14分20秒ごろに「俺はIGFに仕事で行ったんだけど、いやー、ズンドコだった(※「ズンドコ」の用法や1月4日の大会(事件)を「イッテンヨン」と呼ぶことなどを説明)」と大変嬉しそうに(笑)語っているのがポッドキャストでも聞けるかな。
残念ながら、本格的なその「仕事の場から見たIGFのズンドコ」語りは、ポッドキャストには上がっていない「ニュースたまひろい」のコーナーで、それはそれですごく面白かったのだが…
しかし、そもそも玉ちゃんが「IGFのズンドコ」を語るための”大前提”があったんだよ。論理的に考えれば、すぐ分かる謎、ある”叙述トリック”…(なんだそりゃ)。
そう。
玉袋筋太郎が「12.31に仕事でIGFの両国国技館にいた」
すなわち
「さいたまスーパーアリーナで観戦(あるいはDREAM、PRIDEの仕事を)してない」ということだ!!
そのことを、実はポッドキャストには載ってない「たまひろい」の中で言明していたのだ。
(記憶による大意)
「これまでは、大晦日の夜は必ず、スケジュールを調整して総合格闘技の興行に行っていた。だけど、昨年2011年、IGFとの合同興行による大晦日の大会を同じように見に行って…会場の熱とか、勢いとかを実際に感じて…『ああ、もういいかな。もう、この場に来る意味もなくなったかな』と判断した。だから大晦日にスケジュールを空けるのもやめたら…IGFの仕事が来たのでそれを喜んで受けた。共演予定ゲストの女の子(誰だっけ?)も大好きな子だったし」
カーラジオで運転しながら聞いた内容だから細部まで再現はできないが、概要は間違っていないと思う。
聞いたとき、そりゃー寂しかったが…「それは違う!」とは正直、思わなかったな。実感として納得できるところも、正直十分ある。
IGFの大会だってMMAの試合を織り交ぜ、そこで活躍した選手を配置したものだし、玉ちゃんはUFCの大応援団だし、そういう点で格闘技熱は衰えているわけではないはずだ。
しかし逆に…そういう層が、実際に見て、会場に足を運んだ上で「2011年大晦日まで見ていた。そこで『もう、(会場観戦は)いいかな』と思った」という。
それが、いまの現実の、ある一面。
MMAファン新年会の参加者も例年になく少ないしね(笑)