http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121204/elc12120423350097-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121205/elc12120508200057-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121205/elc12120508070056-n1.htm
この報道を読んで、一番おもったのは、受け付ける役人さんたちの立場、心境だった・・・。
マイケル・サンデル氏に題材にしてほしいわ。
今回はとにかく「公式見解はギリギリ間に合った」なのだが、「これからの正義の話」をする時には遅れたことにして問う。
「貴方は国政選挙で、政党の届出を処理する係だ。しかし、ある程度の支持者を持つ某党で比例区の順位調整が難航、そして届出時間が・・・遅れたとしよう。もし彼らを無効にするなら、支持者たちの投票先はなくなる。ほんの数分?差なら・・・ちょっと手続き、処理を操作して『間に合った』ことにしても許されるだろうか?」
けっこう難問、かもしれないし、規則は規則です、という簡単な答えかもしれない。
曹操の出世の第一歩
曹操は、洛陽に出入りする門を警備するにあたって、それまで人々が守っていなかった夜間通行禁止令を徹底し、あえて夜に門を通る者がいれば、部下に捕縛させ警棒で殴り殺させるという、すさまじいことを行いました。
そして、当時権力を握っていたある宦官の叔父が、甥の権威をかさに着て、夜に門を押し通ろうとしたときにも、容赦なくこれを捕らえて、殴り殺しています。
http://ameblo.jp/ashitanokaze-dd/entry-10339901460.html
それとも、遠山の金さんのようにふるまうべきか。
「さてそのほう、こたびはお上の定めたる受付時間を守らぬこと、ふとどき至極。何人であろうとも、遅れて申請しては立候補あたわぬこと、天下のご法度じゃ。
・・・・といいてえところだが、そんなこと言ってみな、おやっさんにどやされちまうよ。
おやっっさんの面倒を見られるのはおめぇしかいねえんだ、早くけえっておやっさんを喜ばせてやんな。日本未○の党、このたびに関しては一切おとがめなしとする!これにて一件落着!」
銀英伝脳がまたもフル回転!
■自由惑星同盟/末期官吏
財務委員会事務局国庫課長: クロード・モンテイユ (声: 阿南健治)
「衆院比例代表区の名簿を提出する権利は、提出期限を守った市民にのみ帰するものだ。また、政府公務員は、法律及び自己の良心に基づいて、職務を行う事になっている。私とて、命は惜しいが、ひとたび公僕となった以上、ささやかな義務を果たさない訳にはいかない」
元ネタ
http://blog.livedoor.jp/admiral_7/archives/cat_50025091.html
もっともアッテンボロー提督は
・・・1年生の時に門限破りをして塀を乗り越えた際に、2年先輩で当夜巡回中だったヤン・ウェンリーが見てみぬふりをしてくれたため懲罰を免れたことをきっかけに、ヤンと親しくなる
そうだが(笑)
あの党の側からの主張を考えてみる
あの党名だからこそできる一発ネタ。
「 ・・・そうか、『この時代』の選挙には、戸籍謄本が必要だったんだね 」
(いかにも22世紀あたりからやってきた感を漂わせながら。)
「ヒャッハー、宝の山だぜ!!落選者を原告にして、訴訟のし放題だ!!」(弁護士たち)
【シミュレーション小説】
衆院選投開票日翌日・・・12月17日午前、とある悪徳弁護士の事務所。
「スタッフのみんな、計算は済んだかね?」
「は、はい、この選挙制度で『未○の党』の比例候補が全員失格だったと仮定して、繰り上がって当選する他党の落選候補・・・その全氏名はとりあえず分かりました。徹夜仕事でした・・・。」
「ご苦労!だが眠っている場合じゃないぞ、これからすぐ営業だ!さっさとその全員を廻って、『彼らの当選無効訴訟を起こしましょう。きっと勝って、貴方を繰り上げ当選させます』と営業してこい!なあに、実際に無効にならなくてもあれだけ報道されたんだ、だれか食いついてくるさ・・・」