17日は、新聞週間の関係で、バックステージについて触れた新聞記事が多かった。そこから興味深かった一節を。
この本になった記事の裏話です。これもtwitterの記事を適宜補足編集し。
完全版 いじめられている君へ いじめている君へ いじめを見ている君へ
- 作者: 朝日新聞社
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2012/09/20
- メディア: 単行本
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朝日新聞の「新聞週間特集」から。話題の「いじめられている君へ」は、2006年の企画の第二弾。それは今年7月、急にその06年記事でのインターネットアクセスが急増したからで・・・ああ、これは原文を読んでもらうほうがいいな。以下(続く)、
posted at 18:34:26「6年前に配信した記事にアクセスが集中している」 デジタル編集部でも06年の連載が話題になっていた。編成半島記者なら常時気にかけている「アクセス数ランキング」で急上昇して来たためだ。図書館の本にたとえるなら、開架の本にはなく書庫にしまいこんだ状態の記事。にもかかわらずツイッターやフェイスブックで話題になり、じわじわ拡散しているようだった。朝日新聞デジタルで、昔の記事が突然注目を集めることは時々起きる。しかし今回はユーザーの関心が群を抜いて高く、深夜でも読まれている。いじめに悩む若い世代が、パソコンやスマホを通して何かを捜し求めているのではないだろうか。
(略)調べると、06年当時の連載約30本の記事のページを復元できそうだと判明。数時間のメンテナンスを経て、再び世に送り出した。さらに新たな特集ページ・・・新旧の連載をまとめ読みできる「入り口」も・・・・結果、さかなクン(06年12月掲載)の記事はページ開設後2日で30万アクセスを記録・・・【まとめと感想】
1)「過去記事に突然アクセス集中」という現象は、受け手の大メディアに「じゃ続編やろうか」と思わせる位の影響力はある
2)アクセス受ける側はその時間帯なども注視し、どんな層が読んでるか想像、分析してる
3)大新聞社でも、たった6年前の記事データを復元するのが大変らしい