http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/headlines/20120924-00000003-spnavi-fight.html
前田代表も唸った! ロシアの新星5戦5KO勝ち=リングス新生リングスの第2回大会「RINGS VOL.2〜CONQUISITO 探索〜」が23日、東京・後楽園ホールで行われた。
第3試合には初来日以来、リングスとアウトサイダーを舞台に4戦4勝4KOと猛威を振るうロシアのクラット・ピターリが・・・RYOのタックルを見切ったピターリは、2Rもバックステップしてこれをかわし、直後に痛烈なパンチを叩き込みノックアウト。日本での戦績を5戦5勝5KOとさらに更新した。・・・前田日明代表をして「プロの上の選手を当てていくしかない」と唸らせ・・・
ちょっとまったー、前田さん。
駿河の最終兵器を、お忘れでないかい???
と、2日連続の佐野哲也オチで〆てもいいのだが、続けます。
今回のビターリも含め、多くはカザフスタンだなんとかスタンからの選手だが主には「リトアニア・ブシドー」の選手だと聞く。
なかなか最近は、こういうところから選手を呼べる団体がなくなって・・・リングスは前田代表がなんだかんだと海外の強豪を呼びたい志向、があり、旧ソ連系国家への人脈もある。
で、リトアニアブシドーの状況が分からなくなった中、レベルはどうなのか、について今回格好の測定ができた。
<セミファイナル 85.0kg契約 5分2R>
●大山峻護(フリー)(1R4分44秒 TKO)○アシフ・タギエフ(カザフスタン)<第5試合 61.2kg契約 5分2R>
○アスラン・トクトルバエフ(カザフスタン)(判定3−0)●藤原敬典(スピニングガレージ)
ZST上位陣で、DREAMに参戦し記録上は2敗だが、互角以上に今成正和と戦った藤原選手。韓国のRoadFCチャンピオンで、パンクラスでもメインイベントで戦った大山峻護。この二人に勝利したのだから、リトアニア・ブシドーは日本の中小団体からメジャー団体に互せる強さがある、と証明できたのではないか。
SKアブソリュート人脈で呼ぶロシア人たちとの違いや差はどうなのだろう・・・
今後、については、ブシドーで実績ある選手の登場は実質リングス独占になるかもしれないし、拡散していくかもしれない。渡航費、セコンド陣の費用、ビザ取得・・・などを考えると、やはり強豪とはいえ日本人選手よりコストは高いかもしれない。ただリトアニアやカザフスタンの経済水準だと、案外ひっくるめても安いかもしれない。
そしてリングス含め日本で成績がよければ、UFCへの道も開けるだろう・・・どんなふうになるのか、注目したい。