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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

”日本最大MMA団体”率いる前田日明がFEGに大攻勢。「未払いあるのに次の興行やるのは倫理に反する」と批判(全文革命)

コレハ凄い。
優位に立った新勢力が、旧勢力に一気に大攻勢を仕掛けた。

http://www.tokyo-sports.co.jp/hamidashi.php?hid=13353
”格闘王”前田日明氏(52)が22日、K―1とDREAMを主催するFEG(谷川貞治代表)を痛烈批判し、ファイトマネー未払い選手の救済に動くことを表明した。FEGの負債総額を20億〜30億円と見積もる前田氏は、金銭の保証ができない状態にもかかわらず、選手を使い続ける姿勢を「無意識の恫喝」と断罪。FEG崩壊後は、リングスが受け皿となり、自ら総合格闘界の再編に乗り出すという。

前田氏は「THE OUTSIDER 第16戦」(5月8日、神奈川・横浜文化体育館)の対戦カード発表会見で「選手にギャラ払わないFEGが偉そうに言ってたけど」と切り出すと、一気に思いのたけをぶちまけた。
「本当にどうしようもない、いい加減なプロモーターがいる。金がない時点でバンザイしなきゃいけないのに、いつまでもウダウダやって、選手に何年もお金を払わない。日本人どころか、外国人にも払わなくて、日本のプロモーターの信用もガタ落ち。業界全体に迷惑をかけて、なおかつまだ『やる』とか言ってる。選手はギャラもらえないですよ。それでも出なきゃ(今までの)ギャラはもらえないんじゃないかと思う。これは無意識の恫喝。そんなことやっちゃいけない」
経営危機にあるFEGは先日、リアルエンターテインメントとともにDREAM「バンタム級日本トーナメント」(5月29日、さいたまスーパーアリーナ)の開催を発表した。だが前田氏はFEGの負債が20億〜30億円に上っており、返済は不可能と見ている。「興行をやる金があるなら、未払いの選手に少しでも金を払うのが先。谷川は給料はもちろん、不動産、有価証券、貯金を全部はたいて選手に当てなくちゃいけない。俺だってそうしてきた」と経営トップの責任を追及し、業界からの自発的な撤退を促した。
FEGが倒産した場合には、リングスが役割を引き継ぐ。そして日本の格闘界をもう一度、復興させるつもりだ。前田氏は「ファイトマネー未払い選手を救済する大会をやっていこうと思ってる」と話し、選手にFEGとの契約を結ばないよう呼びかけた

すっげー余談だけど、リンク先の文章をコピペしたら最初⇒「?格闘王?」って文字化けしちゃったんだけどなんてガチバカなフォントだ(笑)
 

前田日明の会見トークと「全文革命」(生中継)が合体すれば…

それはともかく、これ22日の会見。
こういう記事を読んでいたが・・・
http://battle-news.com/news/2011/04/000456.php
いや、最初の段階でまあこういうふうな抑えた?表現だったことに一定の理解はしたい。
ただ、いわゆる、私がいうところの「全文革命」(※このキーワードで当ブログ内を参照してください)という見地から見れば、つまりは「前田日明の会見こそ、一番Ust・ツイキャスでの生中継や、全部をそのままテキスト化した文章が反響を呼ぶ性質のものである」ということであると(笑)。
もちろんその前田を支えるスタッフからすれば「どんな反響があるかコントロール不能だ。生中継などクワバラクワバラ」といった心境かもしれない。そのへんはどうなんでしょうね。(俺がスタッフだったら全力で阻止したい(笑))
格闘技の報道業界に「岩上安身」事務所ばりにyoutubeやUstを使う人がいれば(必ずしもプロでなくてもいい)、やっぱり風雲を呼ぶ可能性はありそう。
過去のエントリのこれもご参考に。

http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20100305/p1
青木真也、再び「刺しに行く」と明言。剣呑なことば、および会見の記事化について

 
  

内容も、FEGの急所をえぐり倒してきた。

それはともかく、自分もFEGの不払い問題についてはたぶん一般の人以上に報道に目を通し、知っていると思うんだけど(当たり前じゃ)「過去の大会のギャランティを払っていない団体が、次の興行を行うのはそもそも倫理にもとる行為」という視点は正直無かったわー。
 
たしかに前田日明にはそれを言う資格がある。リングスのクローズは、たしかに業界団体の常識的に言うと唐突で、アキラ目、いや諦めが早すぎた感もなくはなかった。
しかし、大仁田厚が起こしてその後大仁田が離れた後に倒産したEMWが典型だけど、最後の最後までプロモーターが金策に走り回り、なんとかその日その日で運営して、最終的ににっちもさっちもいかずに倒産……となると、債権をそこで働いていた人、グッズなどを作っていた人、プロモーターとの関係でお金を貸していた人・・・みんなに迷惑が最終的に掛かる。
 
前田日明の「THE OUTSIDER」での復活も、リングスを終わらせるときに個人的にも団体的にも余力を残した上でのクローズだったから、という点も大きいのではないでしょうか。
 
そしてこの部分は「FEG打倒」の武器になる、という見立ても適格だ。

前田氏は「ファイトマネー未払い選手を救済する大会をやっていこうと思ってる」と話し、選手にFEGとの契約を結ばないよう呼びかけた。

応じる選手はいるか。要注目。

しかし本当に「大復活」やね

再録

・・・前田日明はプロモーターとしても、いまやTHE OUTSIDERが「日本最大の格闘技団体」であったりする今日このごろなわけで。第二次、第三次の絶頂期だ。
あれを思い出すな、GMを追い出されたデュラントが即座に「シボレー」を成功させて自動車業界に挑むとか。ニュータイプを追放された角川歴彦電撃大王つくって成功させたとか(うろおぼえ)

歴史で言えば京都で大敗北した足利尊氏が九州で再起し、後醍醐天皇を追い出して再度京都を制圧、天下を取った、レベル。・・・あ、キャスト的にもなんかしっくり来るような(笑)
前田的には「まさに劉邦ですね!!」とかいったほうが喜ぶか。

「GO FIGHT」は今後、前田日明との関係を強めるか?

既報のように、創刊号では「前田日明さんは今でもすっげー強い」と宮田和幸の証言を引いたから、前田もたいへん好印象を持っただろう。
今後ロングインタビューでも載れば、kamiproとの差別化が図れるし。
吉田豪を聞き手に起用するとか、まあ人脈的にうまく行けばの話しだけど。

go fight Vol.1 (スコラムック)

go fight Vol.1 (スコラムック)

前田も、上のような「FEG批判」をじっくり活字にしたいなら、専門誌に登場するしかないっしょ。