夏休みもあとわずかですね。でもないか。まだまだ余裕ですよ!!
んで、最近当ブログに
「パスタでたどるイタリア史 あらすじ」
「パスタでたどるイタリア史 感想」
「パスタでたどるイタリア史 参考」
での検索来訪者が非常に多い(笑)!!!
今年の夏休み課題図書なんですってね。
http://www.j-sla.or.jp/contest/youngr/58th-kadai.html
そうやって手を抜いて、夏休みの宿題をいい加減にでっち上げようという心意気、おにいさんは大好きだ(笑)。
ぜひとも協力するので、ぼくの
■「パスタ」を契機にいろいろと考える(「パスタでたどるイタリア史」書評)
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120627/p3
- 作者: 池上俊一
- 出版社/メーカー: 岩波書店
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は著作権フリー、自由におつかいください・・・だけど、敵もさるもの多少サーチとかしているから、多少手を加えないとだめだよね。
そこで読書感想文を書いた経験もある僕から、アドバイスをさせておくれ。
非常に役に立つと思うよ
一応、規定枚数をでっち上げればいいよね?
http://www.thejapaneseschool.ltd.uk/londonhoshuko/konkuru/pdf/dokusyo-konai.pdf
ふん、枚数は高校生で5枚(2000字)以内ですか。余裕過ぎてあくびが出るぜ。
あと、なんだ高校生向けかよ。ならばいろんな「技」を出せるな。
ますます余裕だ。
だが・・・本気でコンクールを狙う人は、いかに紹介するような闇の道を歩いてはならない。
あっちだって商売、候補作にまで浮上したらネットでの類似を検索する(らしい)し、そもそもこれからやる手法では候補になれない。
王道を、まっすぐあゆめ。
これから教えるのは、「夏休みの課題用にテキトーにでっち上げる」ケンカ読書感想文術であーる!!
まずは字を水増しせよ!!千枚の原稿もマス目1つから!!
同じことでも、だらだらと字数を増やせばそれだけはやく埋まる!!数学的真実だ!
ではどうするか?
・同じ言葉でも吟味して、一字でも多い言葉をえらぶ
・丁寧語によって引き伸ばす
・形容詞を増やす
・漢字に出来るところもひらがなでかく。
・比喩を増やす。
だ!!例を挙げるぞウジ虫ども!!
「僕は驚いた」
「私は、驚きました。」
「わたしは、すごくおどろきました」
「わたしは、大変におどろき、おもわずアッと声をあげました」
「わたしは、大変におどろき、まるでこどものように思わずアッと声をあげました」
どうだ。後者のほうがはやく終わるだろう。
悪役レスラーの呼吸をまなべ!5カウント以内の反則をくりかえせ。
とはいっても、さすがに形容詞をだらだら、漢字をあらゆるものをひらがなにしていたら、手抜きもばれる。
君たちは上田馬之助って知ってるかな?なに?しらない? じゃあアメリカを震撼させたモンゴルの大悪党、キラー・カーンをご存知か?しらない。ゆとり世代とは困ったものよ。
まあいいや、そういう悪役レスラーは凶器を使ったり、首を絞めたりする悪いやつなんだが、レフリーが反則負けにする5カウントの前にその反則をやめるんだ。そしてそれを、ちょこちょこと繰り返す。
だから、漢字をひらがなにする、形容詞を繰り返す、というのはあからさまにずっとやり続けてはいけない。教師になったつもりで、「これ、やりすぎだろう」と思ったところで、さっと身をかわすんだ。
形容詞や比喩、例示で膨らますのはこれでも参考にしろ
サンタクロースをいつまで信じていたかなんてことは
たわいもない世間話にもならないくらいの
どうでもいい話だが
それでも、俺がいつまでサンタなんていう
想像上の赤服おじいさんを信じていたかというと
俺は確信をもって言えるが、
最初から信じてなどいなかった。
幼稚園のクリスマスイベントに現れたサンタはニセサンタだと
理解してたし、おふくろがサンタにキスをしているところを
目撃したわけではないのに、
クリスマスにしか仕事をしないじじぃの存在を疑っていた
賢(さか)しい俺なのだが、
はてさて、宇宙人や未来人や幽霊や妖怪や超能力者や
悪の組織やそれらと戦うアニメ的、特撮的、漫画的
ヒーローたちがこの世に存在しないと
気づいたのは相当後になってからだった
ミリオンセラーである。この調子で書けば5枚ぐらいすぐだろ。
今回「パスタ」がテーマなんだから、
ただの「パスタ」とかかず、
「あつあつに茹で上がり、香ばしいオリーブオイルをかけてつやつやに光って、お口に入れると弾力豊かで、もちもちした触感があるスパゲッティやマカロニなどのパスタ」ぐらいに引き伸ばしたいところだ。
「せりふ」を入れるのはかなり反則だが効果的。最高2回ほど使える
日本の学校での作文指導では
「 」で台詞を表現するときは行を変える。
「こわいなあ」
「なにがだい」
「おまえさんがだよ」
「そうかい」――――
「点呼を始める」
「一」
「二」
「三」
「四」
とかでも、格闘小説や軍隊の日常を書いた小説ならいいのだが、感想文にはチトなじまない。
ではどうするかというと、読んでいる「わたし」に声をあげさせるのだ。
「ええ!そんなことが!!」
この本を読んで、わたしはおもわずびびってたじろぎました
これですよ。
ただ、原稿用紙5枚だと・・・一回か、せいぜい二回だな。心して使いなさい。
ウィキペディアから薀蓄を写せ。ただし周辺で。
ウィキペィアまるうつしは議員さんも視察文に使っているっ。
ただし、パスタといった直接的な部分を丸写しするというのはどうだろう。むしろ「イタリア」「ローマ」などで、データを紹介するような形で使えばいいのだ。
イタリア。
南ヨーロッパに位置し、イタリア半島とその付け根に当たる部分にくわえ、地中海に浮かぶサルデーニャ島、シチリア島という大きな島からなるこの国家・・・。
古代においては、巨大なローマ帝国として栄華をほこった国でもあります。その国で、もっとも好まれている食事である「パスタ」について、さまざまなことを語っているのが、この本です。
最初の「イタリア」で一行。
ほかで5行。合計6行かせげます。なに、こういう手法は国民作家の司馬遼太郎もつかっています。なんなら読書感想文で
「すこし、余談をかたりたい」
と、自分の得意分野を10行ほどかたってもいいでしょう。
厨二〜高校生におすすめ。意味は無くても、文学的に意味のありそうな用語をいれろ。
わかりづらいかな。
簡単にいえばブンガクっぽくかけ、ということだ。
ぼくが、この「パスタでたどるイタリア史」という本を読んで感じたのは、一種の「透明な寂寥感」というものが文章の中に一貫して流れている、ということでした。
この「透明な寂寥感」というのはなんだ?というのは説明する必要は無い。万が一聞かれたら「えっ、??先生はそのこと、感じなかったんですか・・・」とさも、意外そうに、不思議そうに尋ね返せばいい。先生たちまち「ああ、あれね、うん。なるほど、そういうことか」と納得してくれるはずだ。
ばかには見えない服でございます。
「パスタという、その食事が見せる鬱々たる暗黒の中にある希望 」
「食を通じた壮大な交響曲を奏でながら、同時に歴史が持つ永遠の未完成さをなおも追い求める人たちの一瞬の光芒を描く壮大な叙事詩」
「この本を読んで、私はアーベル-ルフィニが、5以上の任意の整数 n に対して、一般の n 次方程式を代数的に解く方法は存在しない、と証明したことを思い出しました。パスタと、イタリアの歴史に関しても、まさにこのような関係がみられるのではないでしょうか。」
最後の、数学用語を入れるのはわれながらいいアイデアだな。こういう用語を見た瞬間、国語教師の96%は反射的に読むのをやめて「優」のはんこを押す!!ソーカルさんというえらい人が実験ずみです!!
ウィキペディアの「ソーカル事件」
ソーカル事件(ソーカルじけん)とは、ニューヨーク大学物理学教授だったアラン・ソーカル(Alan Sokal、1955年-)[1]が起こした事件。数学・科学用語を権威付けとしてでたらめに使用した人文評論家を批判するために、同じように、科学用語と数式をちりばめた無意味な内容の疑似哲学論文を作成し、これを著名な評論誌に送ったところ、雑誌の編集者のチェックを経て掲載されたできごとを指す。掲載と同時にでたらめな疑似論文であったことを発表し、フランス現代思想系の人文批評への批判の一翼となった。
あと、外国人による適当なセリフを、自分に都合がいいようにでっち上げるのもいいかもしれません。読む先生はわかりません。外国人の名前はできるかぎり長めにしましょう。
ベンジャミン・ガルゴー・ファーズワースという19世紀の政治家にして文学者・哲学者が「その国の食を考えることが、歴史を考えるときに一番有効な方法である」といっているそうです。
みたいな感じでどうぞ。
いかに小難しく、しゃらくさく言うかでは永遠の名作
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http://chaos2ch.com/archives/2880542.html
http://digital-thread.com/archives/4054692.html
http://digital-thread.com/archives/4253583.html
なんかも使い方を間違えなければ参考になるだろう。
最後に。書店の「解説目録」を写せ
たくさんの本が、これでもかという美辞麗句で紹介されているが、あきらかに読んでなくて書いてるというか、どんな本にも当てはまる褒め言葉があるだろう。
・作者渾身の傑作
・壮大な大河ロマン
・人間性をするどくえぐった傑作
こういう表現を切り貼りしていけ。さすれば規定枚数はすぐそこさ。
それでは健闘を祈る!!!んで、こんなのさっさと終わらせて、おまえがまだ1Pもやってない数学のほうの宿題をやれ!!!