【全文革命】
原発住民投票
http://kokumintohyo.com/
大阪市では規定数に達したのは報道の通りだが、東京は「署名期間は2月9日まで」で、キビシイ状況らしい。
というか「反原発」「脱原発」論に立つ人にも、異論が相当出ているとか。
自分は、住民投票(国民投票)に関しては、そういう直接民主制が持つ「正統性」の意味、という部分に一番興味がある(だからぶっちゃけ「憲法9条改正」でも「天皇制の是非」でも「沖縄独立」「死刑制度維持か廃止か」「大阪都」でも位置づけや問題意識は同じだ)
そんな中、今井氏は「愛川欽也パックインジャーナル」にも出演したりして疑問に答えていたのだが、ネット動画にも出演して、質問に答えている。聞き手は岩上安身氏。
http://kokumintohyo.com/archives/3346
ただし、2時間半(笑)。
しかし…その2時間半を、みごとに書き起こしの文章にした人がいる。
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3260338.html
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3260543.html
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3261665.html
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3261792.html
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3261792.html
いったいどれほどの労力だったか、想像するに余りある。二時間ぐらいしゃべると、新書って一冊つくれるという話も聞くので、確かにこれは分量的にもそれぐらいあるかもしれない。
「住民投票」に関する広範囲な異論を大体カバーして、それに対して反論をしていて、これは十分議論の「起点」になる。パックインを紹介する必要もなくなった(実際、テーマはかなり被っている)
住民投票の「原則論」と「戦略論」
■観察映画作家・想田和弘(@KazuhiroSoda)氏の原発維持/廃止に端を発する『国民投票』に関する考察。
http://togetter.com/li/239978この問題は原則論と戦略論を分けて考えた方がよいと思う。最初に原則論。原発の存廃は国民投票や住民投票で決めるべき事案かどうか?僕はイエスだと信じる。なぜなら、原発は国民ひとりひとりの生存や財産に重大な影響を及ぼしかねないから
では、戦略論としてはどうか。脱原発派で直接投票に反対の人は、たぶんこの点で不安を抱いている。つまり「負けたらおしまいではないか」という懸念で…(略)
自分はこの「原則論と戦略論」というのを「正統性と正当性」と表現していたわけだ。
ただ、比べてみれば、想田氏の用語のほうがだいぶ分かりやすい。