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によると、つい数日前、
- 作者: 快楽亭ブラック
- 出版社/メーカー: 彩流社
- 発売日: 2012/02/01
- メディア: 単行本
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談志が死んだ!
落語への想い。師への入門。師のスゴイところ、セコイところ。師の取り巻き連中。師とお金等、「落語家・立川談志」の核心をブラックが切っ先スルドク突く。
立川談志、2011年11月21日死去。版元各社は早速追悼本の準備を始めたという。漏れ聞くところでは、最大手K社は立川流の弟子で小説も書ける落語家Dが書くらしい。間違いなく大半は礼讃本になるだろう。しかし、それでは落語家にとってシャレにならない。様々な事情で立川流を「除籍」となり、その後はフリーで落語家を続ける快楽亭ブラック。本書では、師弟のあいだであったことのほとんどを開陳し、さらに「談志論」にまで至る。
落語への想い。談志師への入門。師のスゴイとこ、セコイとこ。師の取り巻き連中。師とお金等。「落語家・立川談志」を鋭利な切っ先でスルドク剔抉し・・・
という本が出たとか。
ブラック師匠、「KAMINOGE」創刊号にもインタビューが載っている。同誌の2号は格闘技・プロレス一色に近かったが、創刊号は旧「紙のプロレス」が”世の中とプロレスする”というどこまでもリーチを伸ばせる取材範囲を設定したように、只者じゃない人たちをいろいろ載せていたんです。このインタビューが、一番面白かったかもしれない。
ここでも「談志師匠のことは本に書くつもり」と語っていたな。
ちょっと、同単行本の前座的に、KAMINOGEのインタビューから紹介してみようか。
ブラックは、喫茶店で原稿を書いているときに、ある記者から第一報が入り、また別の記者から確認をとったという。そして追悼・感想コメントの依頼が殺到したが…
…「ノーコメント」にしたら、次から次へと電話がかかってきちゃって。でも最初ノーコメントにしたもんだから、次に取材を受けちゃうと悪いから、片っ端からノーコメントにしたんです。そしたら『アサ芸』からも電話がかかってきて「アサヒ芸能の○○です」「あ、ごめんなさい、ノーコメントです」「いや師匠!こんな時に大変恐縮なんですが”印象に残った20世紀濡れ場特集”の取材でして・・・」
- 作者: KAMINOGE編集部
- 出版社/メーカー: 東邦出版
- 発売日: 2011/12/19
- メディア: 単行本
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