http://d.hatena.ne.jp/kensyouhan/20120324
唐沢俊一がプロデュースする立川談之助『立川流騒動記』(ぶんがく社)が4月15日刊行予定、とあった(『楽園の殺人』の上演告知もあった)。もう来月じゃないか。快楽亭ブラック『立川談志の正体』(彩流社)も好評なようだし、こちらにも期待したいところなのだが、『週刊読書人』3月23日号掲載の唐沢俊一とブラック師匠の対談の中で唐沢は次のような発言を・・・
アマゾンで告知は無い。
先行するこちらの評判は非常にいい。
談志が死んだ!
- 作者: 快楽亭ブラック
- 出版社/メーカー: 彩流社
- 発売日: 2012/02/01
- メディア: 単行本
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落語への想い。師への入門。師のスゴイところ、セコイところ。師の取り巻き連中。師とお金等、「落語家・立川談志」の核心をブラックが切っ先スルドク突く。
立川談志、2011年11月21日死去。版元各社は早速追悼本の準備を始めたという。漏れ聞くところでは、最大手K社は立川流の弟子で小説も書ける落語家Dが書くらしい。間違いなく大半は礼讃本になるだろう。しかし、それでは落語家にとってシャレにならない。様々な事情で立川流を「除籍」となり、その後はフリーで落語家を続ける快楽亭ブラック。本書では、師弟のあいだであったことのほとんどを開陳し、さらに「談志論」にまで至る。