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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

上の続き。著者・安田峰俊本人が選ぶ「『独裁者の教養』とあわせて読もう本」

上のエントリーから続きます。
「独裁者の教養」作者の安田峰俊氏が11月1日に、その自分の著書とあわせて読んで欲しい、という本を紹介していた。
そもそも自分は、だれかがリツイートしていたこの紹介のチョイスと、短いまとめを見て「むむ?タダモノではないな」と思って、それから「あー、あの本か」…となっていたんだよな。
http://twitter.com/#!/dongyingwenren

dongyingwenren 安田峰俊(迷路人)
gryphonjapanがリツイート
独裁者の教養 - 星海社新書 #jisedai ji-sedai.jp/book/publicati… くそこっぱずかしいけど、著者メッセージと「あわせて読もう」おすすめ本五冊です。あー、ようつべの静止画面を別なシーンに変えるにはどうしたらいいんだ。アホの子に見えるじゃないか

dongyingwenren 安田峰俊(迷路人)
gryphonjapanがリツイート
『独裁者の教養』とあわせて読もう1 『史記』(横山光輝

史記 全11巻セット (小学館文庫)

史記 全11巻セット (小学館文庫)

横山光輝の歴史マンガは『三国志』…、と連想しがちなあなたにお勧め。司馬遷が紀元前1世紀に著した歴史書史記』をコミック化した本作。ストーリーを把握したら、原書へのチャレンジを勧める。
11月1日

ぼくの一言
陳舜臣講談社文庫「中国の歴史」、また「小説十八史略」で、史記の記述とかぶる時代もおすすめ。

中国の歴史(一) (講談社文庫)

中国の歴史(一) (講談社文庫)

dongyingwenren 安田峰俊(迷路人)
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『独裁者の教養』とあわせて読もう2 『故郷/阿Q正伝

故郷/阿Q正伝 (光文社古典新訳文庫)

故郷/阿Q正伝 (光文社古典新訳文庫)

阿Qを知らずして独裁は語れず。二〇世紀初頭の中国の庶民に見られた「善於投機(長いものには巻かれろ)」の通弊。「阿Q」的な人間は旧時代の中国だけにいるとは限らないのだ
11月1日

ぼくの一言
「故郷」は中学教科書にも載っていますね。「もともと地上には道はない。歩く人が多ければそれが道になる…」も名文句として有名。ちなみに故郷の中心コンセプトである「小さいころすっごく仲良くしてた、対等につきあってた幼馴染が、大人になって帰省したら自分は身分・階級が上だった。大人になった相手はその下で働くので一線を引かれてさびしいな」というのは…なんか同性じゃなく異性の2人にすれば、少女マンガとかによく出てきたような(笑)?…あ、最近の少女マンガは同性のままのほうがいいのか(笑)

dongyingwenren 安田峰俊(迷路人)
『独裁者の教養』とあわせて読もう3 『中国革命を駆け抜けたアウトローたち―土匪と流氓の世界』

 近現代の中国を担ったのは、『水滸伝』や『三国志演義』以来の「緑林好漢」の伝統を引き継ぐ“アウトロー”たちだった!? 山賊の頭目と義兄弟の杯を交わす共産党幹部。事実は小説よりも奇なり。
11月1日 お気に入りに登録 リツイート 返信

ぼくの一言。
博徒と自由民権」「中国の大盗賊」もあわせて。

中国の大盗賊・完全版 (講談社現代新書)

中国の大盗賊・完全版 (講談社現代新書)

アウトローじゃないと、混乱期に権力に楯突けないし、逆に混乱の中の秩序の構築も難しい、という永遠のパターン。

dongyingwenren 安田峰俊(迷路人)
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『独裁者の教養』とあわせて読もう4 『アヘン王国潜入記』

アヘン王国潜入記 (集英社文庫)

アヘン王国潜入記 (集英社文庫)

著者がアヘン軍閥「ワ州」に七か月間にわたり潜入し、現地の村人とともにアヘンを作り続けた様子を描く驚異のルポ。安田がこの本を読んでいなければ『独裁者の教養』は別の形の本になっていた?
11月1日

dongyingwenren 安田峰俊(迷路人)
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『独裁者の教養』とあわせて読もう5 『「空気」の研究』

「空気」の研究 (文春文庫 (306‐3))

「空気」の研究 (文春文庫 (306‐3))

日本人の行動を縛り続ける、明らかに不条理なのに逆らい難い絶対的命題「空気」とは何か? 三〇年以上も昔に発表された本書の指摘は、現代の日本人にも当てはまる。
11月1日

ぼくの一言
あーあ、山本七平の本を挙げると、今後の言論人人生で余計な敵をつくるぞう。
そういえばこのブログで、同書に書かれている「ミュンツアーのルター罵倒がおもしろい」というのを紹介したことがある(笑)
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20051008/p4

dongyingwenren 安田峰俊(迷路人)
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『独裁者の教養』とあわせて読もう(おまけ) 『ヒトラーの震え 毛沢東の摺り足』

ヒトラーの震え 毛沢東の摺り足―神経内科からみた20世紀 (中公新書)

ヒトラーの震え 毛沢東の摺り足―神経内科からみた20世紀 (中公新書)

近代史の偉人たちはいかなる病理に身体を蝕まれたか。ヒトラー毛沢東からルー・ゲーリッグ田中角栄まで。病理から見た偉人の歴史
11月1日

ぼくの一言
最近、明治維新史も西郷隆盛の体調などを考えるべきだ…という本が出てたよね。山内昌之が書評してて…あーあったあった。
http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20110919-OYT8T00399.htm

山内評「著者によれば、健常者中心の視点は、閣議にも出られないほど体調が悪かった西郷の高齢や喫煙の悪習を無視しがちであり、歴史家は心身の変化をもっと見るべきだというのだ。(略)太政大臣三条実美との大事な会談に際して、西郷が下剤の服用を抑えたか止めたと推測する著者は、ひどい下痢症状の影響を見逃さない。…(略)…歴史の劇的変化を病気や体調不良という要素から見直す視点は、現代政治を考える上でも参考になる。」

dongyingwenren 安田峰俊(迷路人)
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『独裁者の教養』とあわせて読もう(おまけ) 『ゴールデン・トライアングル秘史 ~アヘン王国50年の興亡』

ゴールデン・トライアングル秘史  ~アヘン王国50年の興亡

ゴールデン・トライアングル秘史 ~アヘン王国50年の興亡

こちらはワ州メインではなく、ゴールデントライアングルに逃亡した国民党残党軍の顛末記。訳書なのでやや読みづらいが内容は驚異的。
11月1日

dongyingwenren 安田峰俊(迷路人)
gryphonjapanがリツイート
『独裁者の教養』とあわせて読もう(おまけ) 『ヒンドゥーナショナリズム

一時はインドの与党になったヒンドゥー至上主義政党。その母体の一部となったヒンドゥーナショナリズム集団への潜入報告。中国の愛国主義やアラブ民族主義を考える上でもぜひ
11月1日 お気に入りに登録 リツイートの取消 返信

ぼくの一言
ヒンドゥーナショナリズム(による、民兵組織など)が「規律」「統一」などを植えつける基盤になっている、ことなどの記述がおもしろかった。一番印象に残っているのが「回れ右」という動作がそれでも、過激ヒンドー右派組織より、学校の体育で習っていた著者・中島岳志氏のほうが上手く、民兵指導者からお手本としてなんども賞賛された、というお話(笑)

そしてどうだ、安田氏にイヤミをいっていた皆さん、「中国語のネットの書き込みをパクってできた本」どころか、twitterの書き込みをパクってできたエントリーも世の中にはあるんだっ!!(どや顔)