http://omasuki.blog122.fc2.com/blog-entry-1199.html
で指摘されているようにsympathy for the devil Sympathy with Devil が音楽として使われている。してみるとやっぱり地上波進出の売りは「ちょっとワルで、ちょっと不健全で、その分刺激的な番組がやってきますよ!!」といったニュアンスを前面に出すって感じなんだろうか。
この歌は洋楽にうとい小生でも、高山善廣がPRIDEに出場したときに使われたことで知っている。このとき花くまゆうさく(漫画家)が「自分の入場曲にしようと思っていたのに使われてしまった!」と嘆いたのを覚えている。
自分の心の中の「エア入場曲」ね、わかります(俺も持ってます)。
ところで歌詞。
http://sakuranbou.blog13.fc2.com/blog-entry-3007.html
「キリストが苦しみ神を疑った時に私はそこにいました」
「アナスタシア姫は私に空しく悲願した」
「戦車に乗り将軍としてそこにいました 電撃戦が激化し…」
「誰がケネディ一家を殺したのか」
というふうに、超自然的な存在と力が一貫して歴史の節目、節目に介在している…というのはSF的な想像力を書きたてられる。名前からも連想すれば「デビルマン」や「ポーの一族」でもあろうし、後で知ったのだが「まどか☆マギカ」の魔法少女という存在は卑弥呼やジャンヌ・ダルク(らしい人?明示されているかは不明)も含んでいるっぽい描写があるのだという。
この「悪魔を憐れむ歌」はその曲のあれこれがそのままウィキペディアの項目になっていました。
オリジナルはローリング・ストーンズ。高山の入場曲はガンズ&ローゼスのカバーだったはず。
邦題「悪魔を憐れむ歌」の訳には否定的意見もある。(略)…四方田犬彦は「悪魔とつるもう」[15]、松本朱美は「悪魔に賛同する歌」[18]の方がまだ本来の語感を捉えていると違和感を唱えた。