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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

kamiproは北岡悟、DJ.taikiという二人の「はぐれもの」の記事が秀逸。

年の瀬にkamipro購入、読む。

kamipro No.154 (エンターブレインムック)

kamipro No.154 (エンターブレインムック)

前回はアリスター・オーフレイムが表紙ながrコピーが「UFC?」で、今回はダナとKIDのコンビ写真で「ダイナマイッ!」でした。

んで表題の通り、今回ここまでいろいろとあると、まは発売日との兼ね合いで、過去の経緯も含め、特に目立つようなスクープは無い。(ネットを恒常的に見ていなければ”新事実”であったものも多かったでしょうが)


代わりに、当事者に聞く2本のインタビューが面白かった。

北岡悟

「大晦日」とは言いましたけど、あれは「年末の日本のビッグイベントに出たい」って意味だったんですよ。(略)要はフリーエージェント宣言ですから、フリーになった自分に対して「もう一回、しかるべき評価と条件提示をしてください」ということだったんですよ

この当時はまだ30日の「戦極」開催が決まってなかったからねえ。
結果的に30日になったことで「大晦日」イコールDynamite!になってしまったし、間が悪い(笑)。そして会場で既に向井氏はカテエ状態になってしまったし。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20101005#p1
ほんとに「悲喜こもごも」だよ!!
それにねえ、ある企業がずっとある会社と取引をしていて、そしてその関係は、そこのスタッフの優秀さコミでのものだったとする。その優秀なスタッフがいきなり独立して「自分はフリーになりました。ついては改めて、フリーの私と御社での契約を・・・」
思うに、そういうのも十分あり得たと思うけど、それはおそらく相当の事前の根回しが必要なんだろうね。
世知に長けた「島耕作」シリーズの弘兼氏は、松下電器を退社する際に同社からの仕事(イラスト、デザイン)をもらう仕組みをちゃっかりつくり、そっちで食い扶持を稼ぎながら漫画家への道を歩んだと。、

今年の大晦日は何よりも知名度が優先されるっていう理由も分かります。ただ、それだったらジョシュ・トムソンじゃなくて、俺でも良かったでしょ?とは思うけど(笑)

ははは、たしかにだ。
青木真也の盟友だからvs青木がほぼない、というのが川尻達也菊野克紀には気の毒だが、確かに来年はそういうDREAMトップ級日本人と北岡の機運が高まる・・・はず。
ただ、上のコメントはあまりにごもっともすぎて、「それでもカード組まれないってことは、本当にドンキホーテの人たちって北岡に対してはカタくなっていて、プレッシャーかけてるんだろうなあ」と妄想…。どうか来年はそのご勘気がやわらぐことを。
それとも川尻、ビビりかい、へへっ?
 
ただ川尻達也のほうも気の毒で気の毒で・・・同誌によると川尻さん、「ナメられてんかと思って一気にやる気がなくなり、ついついブログで『何に向かって頑張ればいいのでしょうか・・・』と書いてしまった」ほどの、「XXXXXとXXXXXルールで」という提案が最初はされていた、というからやっぱり最初から北岡悟戦の可能性はゼロだったのでしょう。
 
そこで、これを提案したい。
川尻vsトムソンはどっちが勝つか分からないが、ここは川尻が勝つのに賭けて、勝ち名乗りを受けた川尻にリング上でアピール・・・できればいいけど、花道のところで「次は俺と戦いましょう!」とアピールできるところに位置取る。カメラへのうまい映り方は、イズマイウに学べ(笑)。

DJ.taiki

Q:(略)DJ選手ってけっこうみんなが言えないことをアッサリ言えるタイプですよね。たとえば石田選手に対して目の前で「塩漬け」とか言ってみたり・・・久保優太戦のときも「TBSの思うようにはさせない」とかいう発言がありました。
 
DJ「あのあと本当にTBSさんに謝りましたよ。(略)まあ、ファンに嫌われるよりは関係者に嫌われたほうがいいんで。」

そうだそうだ、自分も「えっ、『塩漬け』って使っていいの?」とあのときちょっと緊張感を覚えたからな(笑)

ああいうスタイルを「塩漬け」と呼ぶのはおそらくネット発祥で、そもそも相撲用語の「しょっぱい(※つまらない、だらしない…もともとは弱い力士は塩のまかれた土俵に転がされることが多く、つまり塩が体中に張り付くから、だという)」→「塩」「塩試合」、そしてテイクダウンと押さえ込みを中心にした試合(アウトボクシングものちに)を「塩漬け」と呼ぶようになった。
これは最初の言葉からの派生に無理がなく、きわめて秀逸なネットスラングだった。
「私が造語者です」というカタがいたらご一報を。
だからまあ、業界内ではこれを使うのはやっぱりはばかるよね。それが面白さだ、とか競技である以上しょうがない、とかもあるし。


そして対戦希望者
「ずっと高谷裕之選手と闘いたいといってきた」
「ほかにはウィキー選手とか」
うむ、どっちも見たい。高谷が大晦日に王者になると順番待ちの列の後ろに並ぶのだろうけど、もし高谷が負けたら復帰戦あたりに組まれるかも。ただ、そのためにはDJがまた試合で地位を高めてもらわないとね。そのためにもぜひ総合に!