ひさびさに「中東TODAY」。
http://www.tkfd.or.jp/blog/sasaki/
複数のエントリにまたがっているので、引用はしないで自分流に要約。
・エジプトの議会選挙で、与党は圧勝中の圧勝。8割から9割の議席を獲得。
・前回ある程度の議席を取ったイスラム原理主義系「イスラム同胞団」が議会では壊滅
・エジプト体制は、形式上の民主主義を装いつつ、実質的に反体制派を妨害する技術に長けている(これは池内恵「中東 危機の読み方」による)
・しかし来年、エジプトは大統領選。そしてムバラクは1928年生まれだ。
・エジプトにはそれなりの金持ちもいるが、物価も値上がりし一般層の不満が募る。
・リビアのカダフィは1942年生まれ・・・あれ??若いな??クーデターで勝った青年指導者だったからな。
・しかし後継者候補の一人だった男、穏健・国際派のサイフルイスラーム氏が突然、「カダフィ財団」の辞任を言い出した。
・ある意味後継候補なのがカダフィの息子だが、これがアレぞろい。
困ったもんだけど、フセインの話みたいに、こういう指導者が亡くなったらそれはそれで混乱の危機が生まれそうだと。
・ぶっ、サウジアラビアの国王は1924年生まれやがな。ここは息子でなく弟に譲っていくので王位継承の時点で高齢になるのは致し方ないらしいが・・・