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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

勝谷誠彦氏が劉暁波受賞を語る(有料メルマガ?)

昨日、今日と有料メルマガづいているな。知人が昨日のノーベル平和賞関連エントリを読んで「勝谷はこういうこと書いているぞ」と有料メルマガの一部内容を紹介してくれた。
人間って本当にゲンキンなもので(笑)、無料ブログ公開時代は「ネット世論」の作り手の重要なひとりだった勝谷氏は、文章が有料になってからは影響力のチャンネルが消えた・・・というより切り替わったのだろう。
一定のファンがある書き手やメディアが有料で少数に文章を売るか、不特定多数に見せて影響力や知名度の武器にするかは難しいし、一種の選択だ。
上杉隆日垣隆もそうだろうし、kamiproがサイトのコンテンツを大幅に「続きは携帯サイトで!」としてきたのも選択の一環だろう。
この有料メルマガ・有料サイトの言論や影響力というのも後日調べたいものだけど、それは今後の課題で。

さて、勝谷氏のメルマガを、ほんのさわりだけ要約したい

(1)自分は尖閣の問題に関して「最終的に中国が恥をかく」とした。日本の対応が屈辱的なのは確かだが、長期的に考えると「あそこは、こういう国だったのか」とあからさまにしてしまい、中国に与えたマイナスのほうが多い。。
 
(2)自由や人権を抑圧している同国の体制はたまたま現在好調なだけで何かあればすぐ崩壊する。劉暁波さんのノーベル平和賞がそれだ
 
(3)自分は1989年の天安門事件の時、週刊文春の取材でその名前を知った。学生側に立ちつつ軍と平和的ナ解決を目指し交渉する「四君子」と呼ばれたが、結局流血の惨事となった。そして他の闘士は海外に脱出し、いい待遇を受ける中で劉さんは留まり続け、投獄されている。
 
(4)世界各国の指導者がどう反応するかはいわばば「国家の品格オリンピック」。日本は最下位だ   (※たぶん、知人はこの一節と昨日の拙エントリhttp://d.hatena.ne.jp/gryphon/20101009#p5に関連を感じて紹介してくれたのだろう
 
(5)こういう報道がある。<ノルウェーからの報道によると、同国外務省は8日、ノーベル平和賞に中国の民主活動家、劉暁波氏が決定したことを受け、中国当局ノルウェーの駐中国大使を呼び出したことを明らかにした。> ノルウェー外務省が国際社会に「こんな恫喝をされていますよ」とアピールする、これも外交手段。
 
(6)日本も例えばインド、ベトナム、フィリピンをと「海洋アジア諸国懇話会」などの名目で会議を開いたり、 日本からも何かの団体が賞を劉暁波さんに出す。そんな方法が有効だ。

勝谷氏はしばしば口汚くなり、感情が先走る文章を書くと思うが、このへんはその感情の高まりが効果を挙げている(大谷昭宏氏と同タイプのような・・・)と思うし、最後段の政策提言も、なかなか説得力がある。「日本の団体も劉氏に賞をあげたら?」というのも面白い。中国が反対に、日本のあれやこれやの団体か活動家に賞を与えるかもしれないが、そこは信頼度の差で勝負(笑)。それに、お互いに、相手が嫌がる国内の反体制者に賞を乱発するという紛争なら、今よりはよっぽど平和的でいいよね(笑)