いま、スーパーモーニングでは「中国からの医療ツアー」を特集している。
中国の大金持ちが、「日本の医療のほうが信用できるから」といってツアーを組んで、日本の病院で人間ドックの診察を受けているという。
あと、前に見た番組ではブランド品の大セールで中国の人たちがごっそりまとめ買いをしているシーンがあった。中国では物品税がけっこうかかることと、「日本ではニセモノの心配が無いから」だそうである(笑)
今のところ、日本の売りとしてサービスや商取引での「きめ細かさ」「良心的な真面目さ」「だますことのない正直さ」というのは、それなりに中国と比べるとアドバンテージではあるのだろう。
もちろん環境が生んだことでもあり、日本でそうなったのも最近の話ではあろうし、何よりいい悪いの話では無いのですが、ぜんぶ需要あれば供給ありの話で、来るならありがたい話である。
「日本ならニセブランドをつかまされる心配が無い」と日本に来て買い物をするというのは、”日本の利益”なわけで。
ただあと何年かすると「絶対にニセブランドが無いという信用」とか「きめ細かで丁寧なサービス」が売りになると気付いた中国人自身が、そういう特徴を売りにしたビジネスを始めるのだろうな。そしてそれが浸透すると、今中国人がおしなべて日本に感じるという「社会のマナーのよさ」もどんどん追いつかれていくのかもしれない。
でも鳥越俊太郎も番組で言っていたが、先進国のアメリカもぜんぜん、日本より商売上のサービスやマナーはよくないという。韓国も、フランスもそうだというしな。「丁寧なサービス」は日本の特徴として長く残るのだろうか。とすると茶道の伝統??