ブログ「事務屋稼業」より。
http://d.hatena.ne.jp/JD-1976/20091214
・・・私はサミュエルソンと聞くとまず「びんに入ったメッセージ」を思い出す。山形浩生さんのサイトで読んだ話だ。
All About Paul Samuelson: 『クルーグマン教授の経済入門』あとがきの補足
http://cruel.org/books/sam.html#bottle『経済学』の序文に出て来るんだけどさ、ある日、MITのポール・サミュエルソンの研究室に、こんな手紙が届いたんだって(細部はちがってるかもしれない)。
「ぼくはロードアイランドに住んでる9歳の男の子です。こないだ釣りをしてたらびんが流れてきて、そのなかに紙が入っていて、
『MITの教授で「経済学」の著者のポール・サミュエルソンに手紙をかいてごらん。人生の真理が教えてもらえて、賢くなれるでしょう』
と書いてありました。教えてもらえますか」
そこでサミュエルソン、こんな返事を書いたとさ。
「よろしい、教えてあげよう。紙に書いてあるからってなんでも鵜呑みにするもんじゃないよ」
先日のエントリでふれたデュマといい、こういう機知というか洒落っ気を、老いゆくまでにどうにかして身につけたいと思うんだが、なかなか難しい・・・
そういえばサミュエルソンって、小室直樹が直接学んだ師匠のひとりだっけ。
サミュエルソンvsフリードマン
http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20090625
どんな経済理論の一致や相違点があったのかぜんぜん知らないし今後も学ばないけど(笑)、なんか剣豪や武道家同士が実際の対決ではないところで力量を測り合うような雰囲気を感じさせて面白い。