http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/headlines/20091215-00000011-spnavi-fight.html
http://d.hatena.ne.jp/lutalivre/20091215
基本的にフェザー級・ライト級は、トーナメントに2回戦ぐらいまで出場した選手なら、戦極vsDREAMだろうと内部のであろうと、再戦を除いてあとはランダムにカードを組んでもわれわれにはうれしいカードが並ぶから驚かない(世間に届くかどうかはわからん)。
ただ、ちょっと驚いたのは「組み合わせ的に戦極有利でないかい?」と。まあこれあくまで俺の予想。
特に驚いたのは所英男vsマルロン・サンドロ。
所サイドは、内部的な駆け引きとして断るべきだったんじゃないか?と唖然としちゃいましたよ。
外形的にはお互いのトーナメントのベスト4同士、とはいえ。
サンドロ、めちゃくちゃ強いですけどめちゃくちゃ無名ですぜ。たかがと言っちゃあなんだが、パンクラス王者の肩書きしかないですぜ。私、対抗戦にそもそも出てくるとは思わなかったもの。
逆にいうと、所は試合を受けた時点で勇気と覚悟を示した、ぐらいに評価したいです。
所はもはやミノワマン的な勝敗の超越ぶりはあるけど、にしてもなぁ。まあ、逆にサンドロならこの後もめったなことでは負けそうもないし、無名すぎてお茶の間には「どこか外国の強い人」と思われるから、たとえば日沖発に負けるのよりは傷が浅いか・・・
と、「所不利」が下馬評であがったとき・・・・所は真価を発揮する!!地位や名声の有り方はまるで違うが、ある意味では小ノゲイラを倒した、あの日を再現できるかもしれない。よく考えたら所はペケーニョ、ホイラーを倒し、ホイスと引き分けた「ブラジリアンキラー」でもある。
千葉のストリート不良vs茨城の柔道着着た不良が関東のてっぺん掛けて対決!! 小見川vs高谷
これもいいカードなのだが、小見川道大有利を個人的に予想します。
同じ相手10人と闘ってどちらが勝率がいいか、といったら高谷裕之のような気がするのだが、二人が直接対決するとなると相性で小見川だと思います。
高谷は相手の意識を刈り取るビッグパンチと、テイクダウンを防ぐ腰の強さ、はっきりいってこの二つの武器のみを特化させてここまで来た特異なファイターだ。だがこの二つの武器を、小見川は無効化しやすいんじゃないか?
MMAの中では過剰なぐらいに見える、ガードをしながら頭を振って前へ前へ出て行くやり方をとられると、高谷もそう簡単にドカンと当てることは難しいのではないか。そして組みあう形になったら、さすがに高校で、制服でパチンコしながらも(笑)鍛え鍛えた柔道の足技が火を噴くような気がする。タックルを耐えるのがうまい人、柔道の足技にはけっこう簡単に倒れる・・・という光景もよく見るしね。
それに何しろ、小見川は「土浦日大付属高校」だし。
だし、って何だよ。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20091107#p1
■戦極メインは小見川道大。彼と宮田和幸(+マッハ)の「土浦日大」話が面白い(ゴン格)
あ、書いてた。
・・・とりあえず「土浦日大が危険」だということはよくわかった。大洗のくらげも怖いが、土浦日大高も怖い。茨城は千葉と国境を接しているが、高谷のチームとこの高校がもめなくてよかったな。
山本KID徳郁vs金原正徳
決してKIDが相手を選んだと言っているのではないが、金原は戦極ベスト4選手のどれと比べても、KIDとしてはやりやすい相手だったと思う。その選手が王者で、要望しても大義名分が立つのはKIDとしても幸運だ。プラス、金原はインフルエンザで練習できなかったとのうわさ(というか谷川証言)もありまして、それもKIDのせいではないだろうがKIDはやっぱり運を持っているなあ、と。
もっともこれで金原に負けたら、ついにKIDは「普通の選手」になってしまいかねないリスクがある。
戦極の決勝戦のような、バックキープなど中井祐樹直伝の寝技で攻めたらどうなるかはわからない。
ライト級がぜんぜん決まっていないね。
露骨にライト級が未定だーーー。どうなるやら。