毎回、このブログからの引用で申し訳ない。
http://omasuki.blog122.fc2.com/blog-entry-674.html
にて、個人的に腑に落ちず、スコット・コーカーの侠気か? 器か?という本宮ひろ志的解釈しかできなかった「ストライクフォース無料放送」に、ひとつの解が提示された。
ただのあてずっぽうではない、現在民事訴訟中のアフリクションvsM-1において、両者の契約内容が公開された(どこでも民事訴訟が、契約が白日のもとにさらされる舞台ですねえ)ので、そこからストライクフォースとの契約をも類推するという十分に説得力のある論法だ。
)ヒョードルは、自分の試合のロシアおよびアジアでの配給などの権利を保持。これらの権利の売却やライセンス販売により生じた全ての売上を保持。アフリクションよりHDで映像配信を受けること、ヒョードル出場大会のアンダーカードの配給権も含めること(これはUFCが飲める話ではなさそう)
1)M-1は次の分野におけるコンサルティングを実施する。海外戦、海外テレビ放映、選手スカウト、会場の推薦、テレビ関連ビジネス、海外スポンサーシップの獲得、観戦ツアーの実施
2)これらのサービスの大会は一試合あたり120万ドルである===================
(略)
仮にM-1がストライクフォースとも同様のコ・プロモーション契約を結んでいるとしたら、M-1は放送を海外で流さなければ、コンサルティング契約を十分に履行したことにはならないのだろうから、日本のテレビにも一生懸命売り込みを掛けるはずだろう。カネなら120万ドルもあるので、わけのわからないストリーミングを垂れ流したり、サムライなんかで無造作に流すという可能性も大いにある・・・
なるほど、実際にアフリクションは旗揚げ直後、DMNがデータ配信するというなかなか珍しい形式で見ることができたし、その後1,2ともまさに”サムライで無造作に”放送された。
何度か「どうせ売れなきゃゼロ円の利益だ。安くてもいいから売ってあげるよ。日本での選手の知名度もあがるし、わが団体はXカ国で放送されてます、というのはプロモーションにも有利だしね」みたいな形で安く売ってくれるとこないかなぁ、と思っていたんだけど、こういうような話もあるのかもしれない。
世の中はすべて市場原理で動くものだけど、単純に直接の売り上げがいくら、儲けがいくらというところだけでは見られないものだ。
次回のストライクフォースも、こうなると放送に期待したい。
私はワジムの兵隊だ!!
でも俺、次回放送があるかわからないから、放送時のアンケートで「有料でも見る」に投票しちゃったんだよな(笑)