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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

G-スピリッツは三沢光晴特集で、30日発売。19世紀のトルコ人レスラーの記事も

http://www.tg-net.co.jp/gs/
三沢光晴を究める」。

Gスピリッツ Vol.13 (タツミムック)

Gスピリッツ Vol.13 (タツミムック)

この特集だけでも興味深いが、関係者から伺ったところによると
「19世紀のトルコのレスリングシーンと、そこから英国などにわたってプロレス(キャッチ)で活躍したトルコ人レスラー」についての記事(もちろん執筆者は那嵯涼介氏!!)も掲載されるそうだ。


このレスラーが、私の知っているあるレスラー(名前は発売日を待て)なら、その悲劇的・寓話的な最期についても語られるかもしれない。(あまりに”劇的”過ぎて本当なのかどうなのか・・・という最期だ)
あと、トルコのレスリングは歴史的条件を考えればたぶんイギリスその他の欧州とはまったく別の競技として歴史をはぐくんだはずで、その後の「トルコ刈り」その他は、結局日本の柔術のように「武器無しで取っ組み合ってどっちが強いか決めようぜ!的な、各地で同時発生の技術体系が、たまたま最大公約数に一緒にやれそうなんでやってみた」という異種格闘技戦だったはずだ。


19世紀にトルコから欧州にわたり、欧州勢と「勝ち負け」を争うとなれば、当時は本当にその概念が芽生え始めていたという段階だったであろう「トルコ・ナショナリズム」を背負っていたかもしれない。実はそうでなかったかもしれない。


「西洋vs東洋」
というくくりも相当ステロタイプだし、そもそもトルコを東洋と呼ぶべきかどうかも議論なのだが、個人的なそんな大きな興味のひとつとしてもこの記事は楽しみだ。

世界の歴史〈20〉近代イスラームの挑戦 (中公文庫)

世界の歴史〈20〉近代イスラームの挑戦 (中公文庫)

この本、紹介したい本の筆頭として置いてあったはずなのに、今どこにあるんだろう・・・
文庫になっているらしいから買いなおすかなぁ。