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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

新「国籍法」絡みで、警察でのDNA検査義務付け案が浮上?(河野太郎ブログ)

今年だったか昨年だったか、外国籍の子供で父親が認めたら日本国籍が付与される仕組みをつくることになって、それじゃ偽装で日本国籍が取得できる・・・云々という話があった。
私はSF的な興味しかなかったこともあって細部をほとんど覚えてないのだが、河野太郎のブログでひさびさにこの話題を読んだ。
補正予算や、足利冤罪事件と関係して話が進んでいるから世の中面白い。

※私の「SF的興味」はこちらをご覧ください
■親子(父子)の関係証明にDNA鑑定が義務付けられたら?−−科学が政治の上に立つ刻
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20081124#p8


とりあえず河野ブログを紹介するから、これはいいんだか悪いんだか、興味ある人は議論のタネにしてください。
それともとっくに既出の話題かしら?だったら失礼。
それともみんな興味を失ったか?
http://www.taro.org/blog/index.php/archives/1078

DNA鑑定

Posted by 河野 太郎 on 2009/6/25 木曜日

全く話題にならないが、補正予算の中に、警察庁の「DNA型鑑定による性犯罪等の検挙」59億7600万円という項目がある。

都道府県ごとに、DNA型鑑定装置2台、DNA抽出装置3台、データ解析装置4台、PCR装置4台、DNA定量装置1台を設置する予算だ。
(略)この予算による設備は、国籍法の問題解決にも使える。

国籍法の改正については、「国籍法改正の首謀者は河野太郎」という誤った情報が流されていたが、…(略)・・・務局の担当者の調査にかかる時間や労力は、DNA鑑定を導入することで大幅に節約できる。

昨年、内閣が国籍法改正案を提出すると同時に、DNA鑑定を導入するための河野太郎の個人的な案を警察庁と協議してきた。

国籍法の改正を受けて子供を認知しようとする父親は、最寄りの警察署に赴いて、DNA鑑定用のサンプルを採取してもらい、各県警でDNA鑑定をしてもらうことを義務づける」という案である。

そうすれば、費用も民間で鑑定するよりもはるかに安く、試料のすりかえなどもできない。
最寄りの警察署というのは、銀行のカードの不正使用の被害届を警察署に出させることにしたのと同様に警察署に行くことで不正を抑制することにつながる。