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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

橋下徹大阪府知事「在日自身が北批判に立ち上がれ」

朝日新聞

橋下知事、ミサイル発射で「在日朝鮮人も体制批判を」

2009年4月6日

 大阪府橋下徹知事は6日、北朝鮮が「ミサイル」を発射したことを受けて、「北朝鮮国内にいる人は声を上げられないから、せめて日本にいる北朝鮮の皆さんが声を上げて、今の体制を変更するように運動を起こしてもらいたい」と報道陣に語った。

 橋下知事は先月、府庁移転条例案が否決された後、「日本は北朝鮮じゃない。思い通りに物事を進めたら独裁者」と発言し、「大阪府オモニ連絡会」から撤回を要求されたことにも触れ、「自分の所の長に対しても、きっちり文句を言ってほしい」と述べた。(春日芳晃)

これに関して
http://d.hatena.ne.jp/buyobuyo/20090406/p1
で「北朝鮮にいる家族・親族が人質状態にあるという現実」というエントリがはてなで注目を集めた。

これに自分がコメントをつけたので、収録しておきます

【本文より】
在日朝鮮人の人々の中には、北朝鮮にいる家族・親族が人質状態にある人も多いと聞く。そういう人々に安全地帯から、声を上げないやつは敵みたいな物言いは全く感心しない。

2. 北朝鮮当局と朝鮮総連は、帰国者を人質にして多額の金品を脅しとっている。
 身内に帰国者をかかえた豊かな在日朝鮮人は、その財産を狙われ、2億、3億という巨額の献金を要求された例も枚挙にいとまがない。帰国者をわざと強制収容所にいれて献金を強要する悪質な例も少なくない。在日朝鮮人の財産調べに朝鮮総連が手を貸していることも伝えられている。朝鮮総連北朝鮮当局の恐喝政策の共犯となっている。あなた方はこれら恥ずべき仕事に対して反省を感じないのか。
http://hrnk.trycomp.net/statement.php?eid=00004

北朝鮮拉致問題とからめて、在日朝鮮人を敵視するアサハカな連中も多いが、彼らもまた北朝鮮独裁政権の被害者であるのだ。

gryphon 2009/04/07 02:19 箇条書き風に、思うところを。


■(本来は)米国・ブッシュ政権の支持者はその支持姿勢を理由に、他者から批判も賛同もされる。イスラエルのネタニヤフ政権支持者も、伊のベルルスコーニ政権支持者も、日本の麻生政権支持者もしかり。
■その延長線上に考えれば北朝鮮金正日政権支持者も批判や賛同を浴びて当然・・・という流れに原則なるはず。
■だが上のエントリのような理由で、北朝鮮・金政権支持者(に見える人)の一部or多数には「例外的な条件」がある。(非民主国家の中でも特別)
■ こう考えると分かりやすい。だが「北朝鮮は極めて悪質な全体主義・恐怖政治体制であるがゆえに、在外民も本音が言えないほどなのだ」というのはまだ周知、実感されていないようだ。「帰還者は人質同然だ」というのも大きな声で言えない時代も相当長かったし。そうすると、本来的な考え方を敷衍する人もいる。
■ブクマにも書いたけど、逆に彼らの「日本は騒ぎすぎだ」という批判や「対話と国交回復を」という類の声も「人質ゆえに言わされている可能性」を考慮する必要あり。

また、元エントリから
http://d.hatena.ne.jp/sk-44/20090407/1239042192
http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20090407/p1
の二つのtbが伸びている。

これに関係して、意見を聞きたいのはRENK李英和氏と、宝島30時代に人権状況からの北朝鮮批判で論壇に新機軸をもたらした町山智浩氏だ。
実は二人、ともに90年代にこの問題に関する主張をしていたという記憶があるのだが…
あとで探せればいいな。


李英和に関しては、この問題とストレートにはつながらないが、ある程度関係がある発言を
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20070619#p2
に収録していた。一昨年持ち上がった、朝鮮学校朝鮮総連本部の建物の現状についてのコメントだ。

李英和、天下の正論

19日の「とくダネ!」に出演。実に正論でしょう?反論のしようが無い。

だれか反論する人いる?

はてなブックマーク多数希望。

朝鮮学校が差し押さえられたというが、学校をそもそも保護者にも内緒で担保に勝手に入れてるんだから救いようが無い。無茶苦茶なことをやって、北に貢いでみついで・・・で・・・こりゃ自己責任、自業自得」

「在日の心のより所というけど、私に言わせれば金正日のより所に過ぎない」

「このペースで行けば自然消滅でしょう。いたしかたないのが現状、というか惨状」

「今でも年間6000人ぐらいが韓国籍になっている、脱退している。衰弱死で突然死じゃないでしょうから学校も転校するだろうし韓国系団体に入ることもあるし、実害は無い」

「10年前に起こった事態ですよ、事実上の破産は。今日のような事態を予測できたのに全く手を打ってない」

「組織の生き残りには、神頼みで日朝国交回復を祈るしかないのでは」

「普通の組織なら幹部は総退陣でしょう。それが幹部はそのまま残ってる」

北朝鮮べったりの組織を変えることしか生き残るすべはなかったが、そのチャンスは核実験、拉致発覚、破産と何度もあったのに見逃した。競売は最後のチャンスかも」

「安アパートの一室でいいじゃないですか。そこでパスポート業務でもなんでもやればいい」

「幹部は総退陣するべきだし、日本の社会に説明責任を果たすべきでしょう」

「(本部買収騒動は)最後の力を振り絞って、奇策を弄して自滅した」

「本当なら将軍様が、自分のポケットマネーで助けてあげればいい(笑)」

90年代の李氏、町山氏の文章をくわしく探せばもう少しダイレクトな、北朝鮮政府の現状に関する在日朝鮮人(の総連支持者・加盟者)の責任を語った文章があると思う。

※2010年3月12日、関連エントリを書きました
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20100312#p5