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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

福島香織記者が伝える新聞記者の肉声、そのまま「失言問題」として加工できそうな件について

http://fukushimak.iza.ne.jp/blog/
もう繰り返すまでもないが、めちゃくちゃ面白いし興味深い。ずっとこのブログやっていってほしい。
だが、最近のエントリは実は、産経新聞、もしくは新聞業界全体を批判する文脈で切り取って使うことができるような気がします。
こころみにやってみようか、これをもとに。
http://fukushimak.iza.ne.jp/blog/entry/979934/

テポドン、早く打ってくれ」−−産経新聞編集長が問題発言

北朝鮮の長距離弾道型ミサイル「テポドン2」を改良型と見られる機体の打ち上げが予想されていたが、最終的に打ち上げが行われなかった4日、産経新聞の編集長が社内で、「平壌に電話して、はよう打ってくれ」などと話していたことが分かった。
テポドン打ち上げに備え休日を返上して危機管理体制をとっていた人々や、打ち上げに抗議していた人たちから反発を呼びそうだ。
この発言は、同日同じ社内にいた同社政治部・福島香織記者がブログに書いたもの。
同ブログによると、夕刊の締め切りが迫っており、編集長はいらだちを見せた末に、「おい、誰か平壌に電話して。はようってくれ、と」と話したという。

とくにリアルタイムの現場では、パニックを防ぐために緊張状態の状況それ自体をギャグにするブラックユーモアはしばしば登場するし、それがいい効果をもたらす。
また、公人と民間人では違うともいえるだろう。
だが、これを上のような形で「失言」としてニュース、イッシューにする仕組みができていることもまた事実だ。
どのへんの発言、どのへんの発言者ならブラックジョークとしてゆるされ、どのへんから「失言」になるのか。

たとえばこう書いたせいで福島ブログが終わるとか、もっとあたりさわりのないものになったら、個人的にもがっかりだし全体的にも損失だ。
しかし、気づいておきながらあちらを心配して自粛するのもへんだし、もっと懐は深かろう、ということで書いておく。