福島香織ブログ
http://fukushimak.iza.ne.jp/blog/entry/533947
みなさま、お久しぶりです。しばらく、ブログ更新をお休みさせていただきました。前エントリーのコメントが250をこえていて、びっくりです。しかし、残念ながら中国からはアクセス禁止で、全部読めませんでした。たぶん一部コメントが、ワード検閲にひっかかるのでしょう。
■さて、当ブログの稚拙な表現がもとで、とある複数の方面の激しいお怒りを買うこととなり、産経新聞本社さまおよび中国総局のみなさまに、はなはだご迷惑をおかけいたしました。平に平にお詫びもうしあげます。
■私も、この種の筆禍は2度目(しかも半年もたたぬうち)なので、さすがに、もはやこれまで、と閉門蟄居にて、お上からのお沙汰をまっておりました。ブログお取りつぶしはもとより、北京所払い、遠島、あるいは切腹申しつけられるか、とそれなりの覚悟はして、辞世の句なども練っていました。
■が、先日、東京本社よりお沙汰が下りまして、なんとブログは継続、私もとりあえずはおとがめなし、言論の自由と産経発展のために、きりきり任務を全うせよ、とのお達しでした。おそらく産経以外の報道機関であれば、いまごろ、終生遠島は確実であったか、と。寛容なる本社の措置に深く感謝する次第です。
■しかしながら。中国総局存亡の危機、とまでいわれた事態をまねいたうえに・・・・(後略)
何があったやら無かったやら。
しかし産経新聞は黒田勝弘、古森義久、山口昌子、高山正之など本当によくも悪くも海外特派員に個性派が多い。
それはともかく、どうもブログを読む限り、どう考えても「チベット報道」がもとで、何らかの抗議なりプレッシャーがあったらしい、と考えてしかるべきだろう。
当然、これに関してもドコ方面かわから無いが「抗議の自由」ってもんはある。「稚拙な表現」を当人もわびているわけだし。
だが、こんな事件があったのなら、他のメディアが取材するべきだろう。「創」とか「サイゾー」とか「SAPIO」とか。「言論の自由が危ない」事件だったともいえる。
【メモ】
千原ジュニアは漫画と距離を置いている「お笑い芸人は漫画家とプロレスラーに甘い」
くまのプーさんのキャラクター権をめぐるなかなかイタい話
http://www1.odn.ne.jp/tazjim/mag2/g21_mag2_12.html