2009年2月15日 20時13分
【カラカス15日共同】南米ベネズエラのチャベス大統領の再選制限を撤廃する憲法改正案に対する国民投票が15日始まった。即日開票され、16日未明(日本時間同日午後)には大勢が判明する見通し。
チャベス大統領の任期は2013年1月までだが、「21世紀の社会主義」を提唱する大統領が左翼色の強い各種政策を完全に実現させるには、自身による政権運営が不可欠だとして、改憲の意向を表明していた。
現行憲法は1回に限り再選を認めている。大統領は07年にも任期制限撤廃を目指し憲法改正を試みたが、国民投票で否決された。
(略)
原油価格の低迷で、いままでの路線の軌道修正を否応なくやっていくことになるのだろうけど、展望はどうなのだろうか。
オバマ政権との”歩み寄り”を投票直前に表明したという。
いま、キーワード検索していたら現地で声を聞いているブログがあった。
http://d.hatena.ne.jp/latinos/20090215/
国営企業は2週間前から仕事は麻痺。みな選挙運動に動員されている。つまり国営化とは仕事と票のトレードオフのことである。
国営企業などまともな仕事はできないのだから、チャベスはさまざまなインフラ系企業を国営化していったが、それは社会主義だからではなく選挙主義なのである。
チャベスが負ければ、すぐに仕事を失うのだから、好き嫌いを抜きにして必死にならざるを得ない・・・・