元日は出版社の新聞広告が多いが、集英社が朝日新聞に載せた1P広告には、姜尚中が起用された。同社新書で出した「悩む力」も売れているし、あのボイスなどでタレント人気も高いから、まあ起用されたってべつにおかしかない。
ではご紹介。新聞なので白黒写真だが、ネット上にもっと鮮明な画像があれば教えてください。
姜尚中のCM(広告企画記事含む)出演は別に今回が初めてというわけではないが、今回写真を紹介したのは姜尚中ファンへのお年玉…プラス、
「佐高信さん、あなたの論理ではこの人も”筆刀両断”ですね? え、やらないんですか?そりゃまたずいぶんご都合主義ですなあ」リストにまた新たな事例が加わりそうだなあ、ということ(笑)。あくまでも候補です。正月にこれを見て、次の週刊金曜日や「創」でヒットーリョーダンがあるかもしれないんだから。
- 作者: 佐高信
- 出版社/メーカー: 毎日新聞社
- 発売日: 2002/10
- メディア: 単行本
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コートか何かのコマーシャルに出て、自己を商品化した人間がこう言うのは、まさに天に唾する行為だろう。猪瀬がここまで無自覚であるとは思わなかった。これを鈍感といわずして何と言うか。
「芸は売っても身は売らぬ」というのがプライドのある芸者の心意気だった。売る芸のない芸者が身を売るということである。コマーシャルなどに出て己の身をさらすというのは、私にとってはまさに「身を売る」こととしか思えないが、猪瀬は自分には売る芸がないことを悟ったから、せめてもと身を売ったのか。私のところにも、コマーシャルに出てくれという申し込みはある。しかし、私にはまだ売る芸があると思っているから、断っている。というより、恥ずかしくて身は売れないといことである。
それにしても、ここは不思議でしょうがないのだが、猪瀬は自分の身が売り物になると思ってコマーシャルに出たのだろうか。
こちらも参照してください。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20070426#p2