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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

宝島社「このマンガがすごい!2009」でさらにさらに考える「賞」ビジネス。&当ブログがイチオシしたサッカー漫画「GIANT KILLING」ほんとに「このマンガがすごい!!」で3位入賞

※テーマ変更。最初のタイトル関係は後半に

このマンガがすごい! 2009

このマンガがすごい! 2009

発売された「このマンガがすごい!2009」のランキングは
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1197823.html
で分かる。
ウィキペディアは遠慮して、歴代作品の1位しか記録していないし、その理由も分かるけど、本当は1位はXXで、2位はXXXですというのは転載されちゃいけない情報じゃあない。それだけで商品価値が無くなるとしたら、それはそこの責任で。
だから「痛いニュース」板が、このランキング自体をニュースとしたのは逆に非常に、既存メディア以上に目の付け所がよかった。


しかしまあ、このミスやこのマンが発表されるたんびに言ってますけど、
別にこの「賞」の主催者は、別に宝島社じゃなくてもよかった。
とくにマンガの賞は手塚治虫の逝去後、天下の朝日新聞社が総力をあげて「手塚治虫文化賞」をつくり、さらに老舗の「文春漫画賞」もあった。漫画出版社も独自の賞をもっていた。「ぱふ」とかも独自の賞はあったのかな?


しかし見よ、
結局それらが「市場の競争」にさらされた結果、一番の経緯と話題、ビジネスに結びつくようになったのは「このマンガがすごい!」ということでほぼ確定してしまったではないか。もう五年ぐらいやっているのか、その地位に挑戦するところは現れる気配が今のところ無い。

理由のひとつは、実際にこのマンガランキングで上位に選定された作品が、マジに面白い・・・・ということに尽きるんだよな。
それもやっぱり、その時点で本当にてっぺん取ってる大人気作品にそのまま賞とか上位ランキングがいって「えっ、いまさら?」ということもない。


おれ「あずまんが大王」や「ハチワンダイバー」「のだめカンタービレ」は掲載誌が本来畑違いなので、これで知ったんだもの。
本当に宝島社の「賞」ビジネスの嗅覚とセンスはたいしたものだ。
この権威、このマンガがすごい!の覇権に挑戦するのは唯一、「砂のようなネット界が大同団結したら…」というありえない仮定ぐらいしか考えられない。


あと、まだ「このXXXがすごい!」的な商売ができそうなジャンルは、いくつか転がっていそうだと。
ネット界を含めて、早い者勝ちという部分も多分にありますよ、と扇動しておく(賞、じゃなくて笑)


格闘技もkamipro東スポが賞を出しているが「この試合がすごい!2009」というような紹介のしかたのほうが、何となく興味を持たせられるかな。

ジャイアントキリング」という作品に関しては

書きたいことは多々あるのだが、私の場合、「急がないと他の人が書いちゃう!」というモチベーションの速報書評と、気合に気合を入れてドーンと書く、いわゆる十番勝負系の書評がある。
「このマンガがすごい」にも3位ならかなり多めの評論があるだろうから、はりあって紹介したいが、時間がないこともあり、本格内容紹介は後日。代わりに10月17日時点でこの作品を強く推薦した文章を再録します。

■[漫画][サッカー]今年の「このマンガがすごい!」受賞作予想。たぶん「GIANT KILLING」だ!
論評は後日に回しますが、とりあえず予想をば。
「有りそうでなかった」とつけるべきか、サッカーの「監督」を主人公とした作品だ。
決してキラー・トーア・カマタジャイアント馬場に大番狂わせ…というような話ではない(笑)

奥付を見ると2007年6号からの連載開始(週刊モーニング)だが、2年かけて調子がぐいぐい上がってきて、ここまでの展開でも十分品質を保証されたといえるでしょう。仮に1位は取れなくても上位にはいくと思うし、取れなかったらこのジャイアントキリングにGRYPHON賞をあげる(笑)。

■2006年GRYPHON賞
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20061230#p2
07年も選定した気がするが、自分で探せなかった(笑)

GIANT KILLING(1) (モーニング KC)

GIANT KILLING(1) (モーニング KC)

ちなみにいま現在(※10月の話)、某書店に並んでいる単行本1巻を見てみると、今年3月に6刷目が出ていた。他の漫画作品と比較して、人気があるほうか無いほうかはちょっと分からない。

本格前のエッセンス、アイデアだけメモ
◇謎解きジャンルの一種「すごいらしいけど何が凄いんだろう?→あ、これが彼の真意なのか!」。
◇「熱血青春教師が、一緒に成長していく」パターンの対極
◇一種の”老師”もの。禅や剣豪の逸話?
◇チェスタートンの「ブラウン神父」、「家裁の人」

あと、ドラマ化のキャスティングも予想しよう。えーと主役は近藤真彦でいいかな?今の人よくしらんからそんな感じか。


まあとにかく、3位入賞は個人的には満足。おめでとうございます。ちなみに私、サッカーは全然しりません(笑)