http://www.kamipro.com/news/?id=1221201842
……“魔王”秋山成勲 vs 外岡真徳(とのおか・まさのり/正道会館)の一戦が正式に決定。
このカードについて笹原圭一イベントプロデューサー(以下EP)は、「秋山選手が前回の大阪大会のときにアピールしたように、田村潔司選手との試合を組もうとしていましたが、田村選手のケガが回復しきれず、9月は難しいということで今回は実現しませんでした」…(略)…「その中で3〜4名の選手をピックアップして秋山選手に誰と闘いたいのかと投げていましたが(略)」と…(略)…正道会館所属の外岡真徳は、全日本空手道選手権のウェイト制オープントーナメントで数々の優勝を収めてきたもののも、総合での戦績は1勝1敗と、ほぼないに等しい相手…(後略)
本題に入る前に、とある科学史のエピソードを。それも意味無く”列伝”風に(笑)
【科学者スーパースター列伝・元素の魔術師!メンデレーエフ】
1869年3月9日!暦の上では春なれど、なお酷寒続く北の大地、帝国ロシアの化学学会!!!
そこに配られた一枚の紙は、歴史的に千金の重みを持ちつつ、同時代の人々の予想にはあまりにも、余りにも想像を超えていた・・・!「な、なんだッ、この妙ちくりんな表はッ!」
「ふしぎな並べ方がされているぞおっ!」これこそ、ドミトリー・イヴァノヴィチ・メンデレーエフが世に送り出したる「元素周期律表」であった!
「元素をある性質…化学的、物理的性質に沿って並べると、このようになるのです。縦に並んだ物質の性質には、それぞれ共通点があることが分かるでしょう」
「し、しかし、ここには三つほど空欄があるようですが…」
「そこの物質は、まだ発見されていないのですよ、例えばそう、これらは仮に『エカホウ素、エカケイ素、エカアルミニウム』とでもつけておきましょうか。その性質は…で、色はおそらく…でしょう」
「キ、君っ!!ここは空想や妄想を語る場所ではないっ!消えうせなさいッ」
「フフフ、いつか分かりますよ・・・」
そして、時は流れ1875年フランス…
「おめでとう、ポール・ボアボードラン君!未知の新物質を発見したんだって!?その偉大な成果で、わが祖国フランスと君の名は、永久に科学史に残るだろう!!」
「ム、ムッ…たしかにいささか科学史に私の名前は残るだろうが…どうもそれは、あのロシア人の脇役としてのようだぞ!!」
ポールが見つけ、のちにフランスを示す「ガリア」に由来して命名したガリウム(Ga)は…物理的にも化学的にも、メンデレーエフがかつて未知の物質として語った「エカアルミニウム」そのものだった!!
ドギャーーーーーン!!
…自分も書いてて、どこの方向に着地するのか分からなくなってきたのでやめるが(笑)、俺のいいたいことはアレだ。
■これまでの実例をいろいろと調べる。
■その中から「法則」の仮説を立てる。
■その仮説に基づき、将来を予測する。
■当たる。
これをクリアしたらば、それを確定的な事実にしていいと思うのだ。
つまり昨日書いた、この話、
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080912#p1
「秋山成勲はすでに韓国で掴んだ『大スター』の地位に満足しきっている。あとは彼にとってMMAの中で世界的に強くなるとか王者になるとかはどうでもよくて、時々派手に勝てそうな相手に快勝して、芸能活動のPRになればいいと思っている」
これを秋山ファンもアンチも受け入れるしか無い。でしょ?
この説を打破するには
「外岡真徳」とかいう選手が実はメチャ強い隠れた強豪で、実はその強豪を世に出すために、秋山はあえて茨の道を選んだ・・・・というような泣かせる話かもしれない。「ないた魔王」というおはなし絵本ができるかも。
あ、いっそ石井宗師の弟(実在するんだ実は。アレやコレやで詳しくは語れないが)が、一朝有事の時に鍛え上げていた「裏正道」の猛者なのかもしれない。
どこの「軍鶏」だよ。
「石井宗師の正道は”光”。裏正道は”闇”。光強ければ、闇もまた濃くなる・・・」
「宗師もとっくに闇に落ちてましたが。」
それとも「順番を踏む」のか?
秋山は「優勝はマヌーフでしょう。(略)」と、自分が勝利したことのあるマヌーフの優勝を予想!
優勝者との対戦について問われた秋山は「もちろん興味はありますし、僕が挑戦者になる可能性はなきにしもあらず、だと思うんですけど、ファンが納得しないと思いますし、あつかましいので考えたことはないですね」と、段階を踏んで挑戦したいと……
順番、段階を踏むのか。精神性が高いな。
で、秋山はこの前、田村潔司との対戦を熱望したわけだが。
彼は前回GPで、1回戦快勝のKO勝ち、準々決勝は不戦敗だった。
なるほど1回戦勝ちの相手とやって段階を踏むのね。
では(今は負傷治療中だが)ジェイソン”メイヘム”ミラーが相手でもたぶん大丈夫でしょうね。
そのへんササヤン、ちゃんと考えとけや。
そういえば、今回の「三人のオファー」、やっぱりこういうことを言われると「あとの二人って誰なの?」と気になるのですが。
「われらがエカ珪素」こと外岡さんの歌をつくって…みなかった。
かませ一代 誓った日から
名誉も捨てた ギャラ要らぬ
かませ一筋 バカになり・・・・
むかしだったら全コーラス作ったところだが、選手にシツレーなんで途中でやめた(途中なら失礼でないとでも言うのか)。
2%ぐらいは、上の「実は未知なる強豪」という可能性も考慮している(笑)。