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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

佐高信と教員昇進口利き問題に関して(08・07・13サンデーモーニングより)

大分の教員採用・昇進口利き問題に関してサンデーモーニング佐高信関口宏がコメントを求めた。KYだなあ(笑)
元教師の佐高氏は「私は教委ににらまれるほうだったから・・・」とかおっしゃってましたが、歯切れが悪いように見えたのはこちらの気のせいか。

と、いうのは。
佐高氏はたしかに慶応大学で学んだあと、1967年に庄内農業高校で社会科教師になり、のちに庄内工業高校で同僚教師と恋愛関係に落ちて妻子と別れて1972年に退職上京、のちのその同僚と再婚している。(以上AERA編集部「現代の肖像」より)

ただですね。
実は最近まで存命だった佐高氏の父親・佐高兼太郎は、山形県内で有数の書家(日展入選五回)で、斎藤茂吉の孫弟子にも当たる人。
元は小学校教師だが、その後高校教師の資格も取り県立酒田西高でも書道を教えた。
その後も佐高は「いまだに地元では、わたしは『兼太郎の息子さん』としてのほうが有名だ」とぼやく、地元文化人なのだ。
つまり・・・県の教育界にたいへんな影響力がある人だったんですよ、佐高氏の就職当時(笑)

猪瀬直樹氏がちょっと触れたことがあったが、その他、まっとうな形で何の父親の影響もなく入ったかもしれないからそれ以上は置く。
だが、以前、「二世議員は選挙区を替えて出馬し、親の影響なしで当選を目指せ」と主張した方としては、他県での教員採用試験を受けるべきではなかったのかなあ、と当方がちょっと思うのも仕方ないであろう(笑)。それから、やっぱり関口氏は話を振らないほうがよかったのでは(笑)。

テレビの発言なんて記録していないとすべて忘れ去られてしまうので、ここに書き残しておく